このブログを見るような人は何をいまさらといった感じかもしれませんが
「金持ち父さん貧乏父さん」を今になって読みました。

本を読むのは好きですので、勉強になりそうな本はどんどん読んで行こうと思います。
これからも書評は続けますので、よろしくお願いします。

内容は実の親「貧乏父さん」と実業家?の友達の親「金持ち父さん」を対比付けて
金持ち父さんから学んだこと、金持ちになるための、具体的な例や
心構え、税金や仕事に対するお金の仕組みを詳しく説明しています。

この本を読んで、不労収入だけで暮らせるように頑張ろうと思っている人も多いと思います。
ブログのタイトルにも、もじって使われている方もたくさんいますね。

作者のロバート・キヨサキはYahooのファイナンス情報(米国でも)、結構出ていますので
皆さんにとってもうお馴染みって感じですね。

内容で特に気なったのは
・自分たちの親の世代は、いい大学を出ていい就職先につくことが金持ちの条件だった。
(うちの親も、未だに同じ考えです。時代は大きく変化しているのに)

・本当の資産を持て(資産とはお金を生み出すもの)
持ち家は、資産でなく負債だ…

・お金はパワーだ
金稼ぎをすることが、卑しいことだと考える人が大勢いる。
ちなみに自分の嫁もそれに近い考えを持っている。
そういった考え方を変えさせてくれる内容がいくつかありました。
(ただそう思っている人の考え方はなかなか変わらないでしょうが…)

金持ちになるということは、なるべく資産(お金を生み出すもの)をたくさん持つこと。
そして、その資産が収入を生み、また資産を持つことができる。
そうして、殆どの人が陥っているラットレース(一生働いて、人にお金を取られつつ生きる生き方)から抜け出して、お金に困らないだけの資産を常に持ち続けることとしています。

またそれを成し遂げるための、こころの持ち方の成功の鍵
恐怖心や、習慣、怠け心などについても詳しく書かれています。
全体を通して、文章がわかりやすいので、読み手には伝わりやすいですね。
こういった意思伝達能力も作者は学んでいるんだなぁって思います。

みなさんもこの本を読んで、ラットレースから抜け出そうと
実は資産運用は厳しい道だけど、活き活きとした人生を送ることができると
思えれば、この本を読んだ価値があると思います。