恐らく最近IPOを始めてみたは良いけれど、なかなか公募株に当選しなくてイライラしている人が多いため、こういった質問を頂くことが増えている気がします。

IPO(新規公開株)抽選配分当選履歴とIPO初値売り投資戦績

2017iposenseki

当方は抽選結果でのIPO戦績を載せていて、今年の前半で差益としては100万超えしていて、最近始めた方ではこんなにも当たらないよ!という人が増えているのかもしれません。

特に最近IPOがお得そうだと感じて始めた方は、今はIPOはMAXでブームの時期とも言えます。申込者が非常に多く、非常に当たりにくい時期です。

IPOが当選しないのは普通、我慢と継続が結果を生む

当方はデータ解析ではすでに16年、戦績を出しているだけでも10年間の状況を見てきています。そうすると長期間でのIPOの波というのも感じていて、残念ながら今はIPOの好調期なので初値は良い銘柄が多いけど、当たりにくいのが特徴です。

ただ、いずれ後退期→閑散期となる時期が来ると思っています。重要なのはここで全くIPOから身を離れないことで、粛々とIPOにも目を向け、さらに他の投資法にも取り組んでいく姿勢が成功の秘訣だと思っています。

ちなみに当方の2017年の戦績をよく見ると分かるのですが、好結果をもたらしているのはビーブレイクシステムズのSBI証券での当選です。これは長年貯めたIPOチャレンジポイントを利用して取っています。

約300ポイント近いポイント利用なので、落選を300回積み重ねた結果です。ポイント貯めるのに4年はかかっているでしょうか?

最近始めた方は、IPOブログなどでたくさんの当選報告をみて、「隣の芝生は青く見えて」自分だけが全く当たらない錯覚になるかと思いますが、基本的にそんなに簡単に当たらないのがIPOです。嘘のような確率結果で当選報告しているブログも見かけますが、そういった人の当落を詮索するのは馬鹿げていて、自分の感覚を大事にするといずれ結果がついてくると思います。

最近の「いちよし証券」のソウルドアウト当選についても、私は10年間申し込み続けてやっと初めて当たっています。これまで主幹事銘柄も何件かありましたが、そこで当たらず謎に副幹事で貰えました。それぐらい当たってないけど、当選というのは目立つので読者の方も「そんなに当たるわけない!」と思ってしまうのでしょう。

IPOの当選確率を高めるコツはいくつかありますが、そういったことのコツコツとした積み重ねが結局結果に繋がります。

後は、IPO申し込みをひたすら続ける忍耐力も必要ですので、どうせするならIPOと同時に他の投資法も考えて複数の投資策を持っていると、IPOがおまけ感覚になり忍耐力がついてくると思います。