いきなりの4社の新規承認、残り2銘柄です。
ジャスダックスタンダードとマザーズですね。

まずはマザーズの農業総合研究所から見ていきましょう。

農業総合研究所(3541)のIPO新規上場情報

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「農業の情熱を」ということで、農業にIT物流を組み合わせる感じです。基本的には直売所事業がメインみたいですね。目指せ脱JAでしょうか?

想定価格は1,010円、主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約4.29億円で、東証マザーズ上場の小型IPOとなります。

業績の伸びはちぐはぐな感じです。ただ農業を元気にするという意味では面白い会社だとは思います。ただ、本社和歌山県ということで実態がどの程度のなのか?不明点もあります。

登録生産者数は5000を超えていますが、和歌山県が1600、ひょうげ権が730程度と特出しています。スーパーで見ると570程度あるみたいですね。

最近、農家の顔が見える野菜が多いので流行りではありますね。

IPO的にはマザーズ小型ですし、主幹事大和証券ということで安心感はあるIPOです。

ちょっと社名が仰々しい感じはしますが・・・。総合研究所というから、なんかバイオ野菜でも作っているのかと思いました。


やまみ(2820)のIPO新規上場情報

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最後に豆腐屋さんのやまみです。こちらは新規性はあまりありませんね。
直近の業績は伸びていて、満を持しての上場ということを期待したいです。

想定価格は1,690円、主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約20.7億円で、ジャスダックスタンダード上場の中型IPOとなります。

割安性も意識されそうなIPOですが、上場日にマネーゲーム的な注目度は薄そうですね。みずほ証券はこういう銘柄が多いですね。ちなみに本店所在地は広島県です。

豆腐などの商品群を製造していますが「やまみ」は聞いたようで聞いたことがないような縁の下の力持ち的な企業です。

初値という意味ではローリターン系なので、公募申し込みは他の銘柄次第でどうしようか迷うところでしょうかね?


本日、4銘柄の新規承認が出ましたが、そのうち3銘柄は地方本社です。小粒感のあるIPOが殆どで基本的には、そこまでマイナスというかジョーカー的な銘柄は見られませんでした。

なお、みずほ主幹事2銘柄、大和主幹事2銘柄とて、まだまだ他の証券会社から来週IPO銘柄が出てきそうです。

いよいよ忙しくなりそうですね!

証券会社別のIPO割当、幹事実績などの一覧表
IPOの証券会社別取り扱い数を調べるには上記ページがオススメです。

6月IPOに向けてしっかりと準備しておきましょう!

IPO当選のために是非持っておきたいネット証券会社

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IPO初値予想、読者予想の結果と投票所