昨日の2件の新規承認の野村さんの大型案件です。野村さんは海外のファンド売り出し系を担当することが多いですね。むしろ野村もこういう銘柄の上場に絡んで金儲けなんでしょうね。
⇒ベイカレント・コンサルティング(6532)のIPO新規上場情報
ITコンサル系になります。旧ピーシーワークスがMBOでファンドに買われて上場です。気になるのは売上や利益推移が落ち込んでいるのと会計基準で分かりにくい点ですね。
後は大型で急成長でもないのにマザーズ案件なのは不可思議です。
想定価格は2,360円、主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約318億円で、東証マザーズ市場の大型IPOです。
ケイマン諸島のファンドからかなりの量が売りだされるファンドの出口案件になります。ITコンサル系の企業で大手に何かやっているのかもしれませんが、表にはよく分からなくて個人投資家もうまく金を吸い取られそうで怖いですね（笑）
ホームページにエキスパートとして役員が載っていますが、皆腕組んで偉そうです。こういう社風なんでしょう。
普段から上場企業の従業員の状況はさっくり見ているのですが、ここは従業員1,189人で平均給与800万以上と、これから上場にしてはかなり高給取りばかりです。平均年齢は32歳と若く4年ぐらいの勤続年齢。業績と従業員給与をみてもこれはやや規格外な雰囲気です。
IPO公募狙い組としては悩みどころのIPOになるかと思いますが、情報を精査してBBスタンスを発表したいと思います。とりあえず出口案件は分かったから、それでも乗れるような企業かという判断になりそうです。
証券会社別のIPO割当、幹事実績などの一覧表
IPOの証券会社別取り扱い数を調べるには上記ページがオススメです。
枚数が多いので取得ややや容易な部類になりますが、近頃のIPO人気を加味するとしっかりとした準備は必要です。
【IPOカレンダー・一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
何気に幹事団が4社です。三菱が入っているので、auカブコム証券でも取り扱いがありそうですね。
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