野村不動産マスターファンド投資法人の初値結果です。
リートになるのでやや枠が違いますが、本年度初の公募割れでした。

【2013020】野村不動産マスターファンド投資法人のIPO情報

【3285】野村不動産マスターファンド投資法人(公募価格100,000円)

【3285】野村不動産マスターファンド投資法人  

初値:96,700円(公募比: -3,300円/-3.3%)
高値:97,400円
安値:93,800円
引け:93,800円

野村不マ投の初値9.67万円、軟調推移で安値引け-過去最大リート

 

 

6月12日(ブルームバーグ):物流施設と商業施設を主な投資対象とする野村不動産マスターファンド投資法人 (NMF)が12日、東京証券取引所に上場し、投資口価格(株価に相当)初値は公開価格(10万円)を3.3%下回る9.67万円だった。

公募・売り出しの総額は約1750億円で、日本版不動産投資信託(Jリート)では過去最大規模。NMFは終日軟調に推移し、公開価格に対して6.2%安の9.38万円で安値引けした。農中信託銀行の新海秀之シニアファンドマネジャーは、「株や債券の市場の下落にJリート市場全体も影響されるという傾向が強く出ている」と話した。

 

Jリート市場全体の動きを示す東証REIT指数 は前日比1.9%安の1270.28ポイントで取引を終了。4月5日に1717.88を付けてから下落傾向が続いている。日本銀行はJリートの買い入れを行っているが、11日の金融政策決定会合では購入枠を据え置いた。

素直に大型な分、買いたいと思う人がいなければこういう結果になるんだなという形でした。

それでも本年度上場のリートは初値も、その後の株価もプラスでしたので、
公募割れまで行くとは思いませんでした。

初値の96,700円は主幹事の引き受け価格ですので、引き受け価格でようやく買い支えるほどだった感じですね。引けにかけては元気なく沈みました。

ここからの動きですが、やはり公開価格の10万円は重たい壁になり時間がかかりそうな気がします。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

どこかで公募割れ銘柄が出るとは思ってましたが、やはり大型で重たい銘柄は注意ですね。
サントリーの判断が難しくなったと思います。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

今回ピタリ賞、並びにニアピン賞は出ませんでした。
ピタリ賞のヒントですが、公募割れの危険性がある銘柄は主幹事の引き受け価格を予想すれば的中の確率は高まりそうです。

予想の中にはしっかりと公募割れを予想している方もいらっしゃいます。

この辺り見習いたいですね。なかなか公募割れ予想をするのは勇気が入ります(笑)
一応、IPO銘柄は好きなので多少の贔屓目がでるんでしょうね。