さて、いよいよ6月の最終イベント、大型2銘柄の上場です。 振り返ると今まで6月は公募割れ銘柄がなく順調に来ています。とはいえ、大型で厳しいかもしれないと見られている2銘柄です。無事に船出するでしょうか?

まずは注目のコメダホールディングスから

コメダホールディングス(3543)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:4,510円 気配更新:更新値幅98円、更新時間10分
下限値段:1,470円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,960円)
2,000円(公募比: +40円/+2.0%)
読者予想 平均値:2,094円 | 中央値:2,070円 | 補正値:2,077円

主幹事の引受価格:1,867.88円

直前予想は2,060円で据え置きにするか?下げるかで迷いましたが最終判断としては2,000円に下げました。大手予想の2,000円と被るのでちょっと変えたいとも思いましたが、直感的なものを信じたいので大手予想と被っても気にしないことにしました。

ただ、別の大手予想では引受価格予想という極端に低い予想です。

一般的な知名度や人気度はあったと思いますが、大型全数売り出しですので最悪公募割れもありえます。逆に2,060円より上も可能性としては残っていると思いますので、後は明日の結果を待ちましょう。

私は予想を2000円に下げましたが、2,000円付近の初値でだらだらと2000円を中心に振幅、最後の方で上下どちらかに行くと思っています。出来れば2,100円値近い側、もしくはオーバーに進んで欲しいですね。


次にSMBC日興証券案件のソラストです。

ソラスト(6197)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:2,990円 気配更新:更新値幅65円、更新時間10分
下限値段:975円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,300円)
1,250円(公募比: -50円/-3.8%)
読者予想平均値:1,328円 | 中央値:1,270円 | 補正値:1,287円

主幹事の引受価格:1,222.00円

こちらは評価を初志貫徹して公募割れ予想としました。攻めて大型上場は分かれて欲しかったですが、知名度で劣る、そしてあまりにも当選しやすく人気薄、仮条件の上限で決まっていないなど不安要素が多いです。

大手予想的には1,300円と公募同値で踏ん張る予想ですが、SMBC日興証券は支えきれない時は結構下げるので注意したいです。

SMBC日興証券はIPOで業界トップ水準で必須口座になります。


単純に見て、コメダホールディングスは全数売り出し以外は株主優待もあるし、知名度も高いし、高い配当性向など長期保有してもよい内容となっています。

BBスタンスではC評価ですが、個人的にもコメダ珈琲というかコーヒーチェーン店は応援したいので、なんとか良い船出になって欲しいです。手に入れた公募株の扱いは迷いますね、8月末で一旦、配当+優待の権利が入るので株価の支えにはなりそうです。

コメダの結果でLINEを判断する人も多そうですので、IPO市場を冷え込ませないように頑張って欲しいですね。