明日は注目の超小粒IPOウォンテッドリーとリートIPO三菱地所物流リート投資法人の上場日です。本日の上場も初値が高かったですが、セカンダリーは低調でどうなるでしょうか?

まずは、東証マザーズ上場のウォンテッドリーから。

ウォンテッドリー(3991)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:2,300円 気配更新:更新値幅50円、更新時間10分
下限値段:750円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,000円)
4,200円(公募比: +3,200円/+320.0%)
読者予想平均値:3,119円 | 中央値:3,040円 | 補正値:3,064円

主幹事の引受価格:900.00円

初値4.2倍の強気予想としました。明日は値付かずで金曜勝負になります。ただ、情勢不安の中IPOを3連休持ち越しはかなりリスクが高いので、資金の動きがどうなるのか注目ですね。

大手予想では2,300~5,000円と大きな開きが出ているようですが、さすがにこの小粒IPOでは初日の値付けはなさそうです。ただ、5,000円まで行くかというと個人的にもあまり高い初値で後は知らんといった事はして欲しくないところです。

いずれにしてもこういった話題性のあった小粒銘柄が初値がどうなるのか?その後の動きも気になります。ある程度、予想しながら上場を楽しむと良いでしょうね。


次にリートIPOの三菱地所物流リート投資法人です。

三菱地所物流リート投資法人(3481)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:598,000円 気配更新:更新値幅13,000円、更新時間10分
下限値段:195,000円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:260,000円)
270,000円(公募比: +10,000円/+3.8%)
読者予想平均値:259,257円 | 中央値:261,500円 | 補正値:260,827円

主幹事の引受価格:250,900円

最終予想はプラスとしています。恐らく公募割れのリスクもあり不安に思っている方も多いと思いますが、個人的にはやや安心感のあるスポンサーと物流リートの過去の動きから見ても良い方向に動くと予想しています。

リートに関しては指数組み入れなどの需要もあるので、セカンダリー勢もじっくりと動きを見せそうです。最近は早め早めの買いが見込まれていますので初値からやや頑張るといった予想になっています。1枚あたり1万円のプラスとしましたが、もう少し頑張る可能性もあると思っています。

もちろん公募割れリスクも通常のIPOよりも高い低リスク・低リターンレベルのリートIPOです。たまにはこういったリートIPOが間に挟まるのは個人的には一呼吸置けていいなと思っています


以上、2銘柄の直前予想です。

初値天井が続きIPOの特にセカンダリーのイメージが悪くなってきそうですが、まだまだ初値に影響するほどではないと思っています。ただ、ドボン銘柄も後ほど出てくると思いますので注意しましょう。セカンダリーはじっくりと得意なところで攻めたいですね。