取引手数料でいつもバトルを繰り広げるSBI証券楽天証券ですが、今年は10万以下の約定代金で手数料無料という松井証券の十八番領域に食い込んできました。

VS

結構手数料競争は頑張っていると思うのですが、ホームページ上ではアピールが少ない気がしますので、当方から紹介します。基本的には嬉しいニュースです。

まずは先に発表したSBI証券から紹介しましょう。

sbioen

SBI証券は分かりやすく10万までの約定代金が0円に変更となりました。SBI証券の特徴としては「現物・信用」の約定代金を別々に計算するので1日で合計20万まで手数料0円です。

つまり株主優待クロスなどで1単元10万以下のものなら、現物も信用も適用されて取引手数料0円でクロス取引が可能ですね。

続いて楽天証券です。

rakuten_0en

こちらは10万まで、20万まで、30までの約定代金での手数料を新設し、10万までなら0円になっています。その他の少額取引でも手数料値下げです。明らかにSBI証券松井証券を意識して手数料値下げですね。

楽天証券は取引手数料ではSBI証券が変更すれば毎回最安水準でバトルするので安心感はありますね(笑)

fee201709

証券会社株式取引手数料比較一覧

今回の変更を当方作成の手数料比較一覧に反映させてみました。10万以下の約上では0が並ぶようになってきました。ただ、まだそれぞれの証券会社で得意な部分が異なりますので、上手に証券会社を使い分けるのが重要です。

なお、楽天証券は超割コースにして大口優遇条件が結構ゆるいのでそちらがオススメという指摘を頂きました。

【各社証券会社優遇手数料】VIPプラン(大口優遇)の達成条件と優遇内容比較

各社大口優遇があるのですが、楽天証券の適用条件が実は結構緩いです。特にまいにち判定の新規建約定代金の合計が5000万以上というのが狙えます。

幸い、楽天証券のいちにち信用は手数料無料、さらに約定代金100万以上なら金利も貸株料も0円なので、いちにち信用で手数料無料で上記実績作りが可能になります。そして適用してしまえば3ヶ月間優遇適用と期間も長いです。

いずれにしても少額取引の手数料が安くなったのは、ライトユーザーの投資家にとって嬉しいニュースだと思います。こういった流れは他の証券会社の営業努力に繋がるとうれしいですね。