税金を振り分けるだけで、お礼が貰えてお得なふるさと納税ですがいくつか注意点があります。その中でも、一番注意したいのは「税金還付に上限がある点」です。

ここを間違えますと、確定申告後に還付されず普通に寄付してお礼を貰うだけになります。

1.キャッシュバックの上限はいくらか?

それでは上限(どの程度まで寄付控除されるのか?)ですが、概ね住民税の1割までが目安です。ですので最初のページで述べた昨年度の住民税額が非常に参考になります。給与水準が前年度と同じならおよそ前年度の住民税の1割よりやや少ないぐらいを上限としてふるさと納税を全体で収めるといいでしょう。

税制上の優遇措置(佐賀県のページ)

大体の目安はの地方自治体のページに載っていますが佐賀県のページのPDFが100万毎に細分化して上限額の目安があり分かりやすいです。

給与収入1000万なら8万程度。500万なら2万程度ですね。

当たり前といえば当たり前なのですが高所得者ほど税金を多く払ってますので、控除の上限額の目安が大きいです。その為、ふるさと納税活用は高所得者ほどメリットが有ります。

下手すればふるさと納税のお礼を一時所得として申告するなんてことも・・・?

まずは自分が年間どの程度ふるさと納税に使って最大限控除が受けられるか?目安を知るのが第一歩です。

ちなみに株の収入などでも住民税を払っていると思います。今年から利益の6%程度でしょうか?1000万年間で利益が出たら税額は60万、控除活用枠がさらに6万増えることになりそうです。まぁ、1000万利益が出ればいいですがね(笑)

注意点として上限はギリギリまででなくやや少なめで見積もっておいたほうが還付されなかった時に悲しいので良いと思います。

2.確定申告が必要

ふるさと納税を寄付金控除として申告するために「確定申告」が必要になります。IPOなどを含め株取引を複数の証券口座でしている方は確定申告してそうなので問題なさそうです。

私は基本的に証券口座で源泉徴収ありで先に引いてもらっています。その後、確定申告で優待クロスなどでの損失分とIPOの利益分を合算して所得税を還付して貰うことが多いです。

確定申告は最近はe-taxがあるので楽ちんです。

パソリは昔FXの口座開設キャンペーンで私は頂きました。まだ便利に使っています。Suicaなどのチャージ金額なども家で見れます。

3.税額の先払いなので現玉が減ることに注意

ふるさと納税に払ったお金が還ってくるのは確定申告後です。ですので1年程度税金先払いになります。「ふるさと納税」でお得になんて考えている人はこの程度の先払いは気にしない人が多いとは思います。

ただ、貰える特産品も期間限定であったり、品切れでなかなか届かない、役所仕事で遅いなどあります。

個人的には今なら手軽にクレジットカード納付ができるところから選ぶと良いと思います。お礼の品は今はたくさんありすぎて全部の中から選んでいたらカタログギフト以上に面倒です。私はまずはクレジットカード払いが出来ないところは切り捨てて選択しています。

クレジットカード比較情報サイト 96ut.card

クレジットカード払いならポイントも付いて更にお得になりますね。ある意味、今までクレジットカードで払えなかった税金がクレジットカードポイントゲット用に使えるという細かい裏技にもなります。

 

細かい注意点はいくつかありますが、やはり控除の上限枠をしっかり見積もっておくことが重要ですね。

 

「株主優待リスト」のように「ふるさと納税リスト」96utバージョンを作っても面白そうですね。特に優待貰っている人は米よりも肉とか、名産品の方が嬉しいでしょう。

最近、株主優待で「じゃがいも優待」などなくなったのでふるさと納税で代用するのもいいですね。