いよいよ2019年のIPOもたくさんの新規承認が出てきていますが、2019年2月からIPOの抽選ルールや新規に受付を開始した証券会社をまとめてみます。

SMBC日興証券DMM.com証券がホットな部分になりますね。

まずはステージ制導入のSMBC日興証券から

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情報がリリースされたのは1月28日です。導入は2月下旬以降ですので3月IPOの抽選には適用可能性がありますね。

優遇ステージは全部で4つありますが、その中で最大25倍の差があります。資金に余裕がある方はプラチナを目指す人もいるかも知れません。ただ、そこまで資金を預けるのであれば他のことに投資したほうがいいという場合もありそうです。

注目点としては

  • 月末残高平均

ということで一時的に資金を多く見せる手段を使う人も増えそうです。また三井住友銀行とのブリッジでそちらの預金も反映されるみたいで、メインバンクを変えるという人も出れば、このルール変更がSMBC日興証券にとってもメリットありそうですね。

SMBC日興証券のダイレクト口座の特徴の一つに、条件なしで信用取引手数料無料というのがあります。これを活かして、月末の優待取り資金をこちらの口座で行うなどして優遇ステージに乗せる人もいそうです。

私もとりあえず優遇ステージには乗せてみて、抽選結果の具合を見ようと思っています。新規口座開設の人は無条件で3ヶ月優遇なので羨ましいですね。


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DMM.com証券のIPO受付が2019年から始まりました。

いきなり「識学」の受付画面が出てきたので、頑張っていると思いましたが申込が安藤証券方式ですね。「割当がなくてもとりあえず申し込みを受け付けます」ということで申込画面は殆どの銘柄で出てくると思います。

DMM.com証券がシンジケートに申し込みをして割当があった場合は、そのまま抽選となります。他の委託幹事証券であれば、割当があることが確定してから申込画面が出てきます。

そのため、ブックビル期間がスタートしてこっそりと申し込みが出来る様になったりするのですが、こちらは逆に割当がない場合は申込み中止になります。

とりあえず3銘柄ほど状況を確認しましたが、ブックビル期間のスタート日の夜には配分があるかないか確定していそうなので、BBスタート時に確認して見るスタイルが良さそうです。

前受金不要ですので、とりあえず欲しい銘柄が受け付けていたら忘れず申し込む程度でいいでしょう。

恐らくですが、DMM系が出資している企業の上場があれば、かなり威力を発揮するでしょう。後は大型系でも割当がありそうな気がします。

取引手数料もかなり安いので、とにかく手数料を抑えて売買したい人にもオススメできる証券会社です。