「画像一筋」のVISCOテクノロジーズも新規承認です。B2B的な企業に見えますので、あまり一般人には馴染みがないかもしれません。もちろん私もしりません。工場のラインとかで目視でなくカメラで不良検査など活躍しどころは多そうです。

ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)のIPO新規上場情報

visco

画像一筋なので事業内容も「画像処理検査装置の製造・販売」とスッキリしていていいですね。

想定価格は4,820円、主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約11.1億円で、ジャスダックスタンダード上場中型案件です。

吸収金額よりも50万に近い値ガサ感の方が気になりますね。一枚あたりがハイリスク・ハイリターンになりやすいです。

通常の時期ならそれほど大きくないし、技術力ありそうだし値ガサでも攻めていくところですが、今回は4社同時上場に入ってきました。いくら大安吉日とは言え、東証さんも分散させろと言っているのに言う事聞かない証券会社がよくわかります。

しかも、佐川急便のSGホールディングスは大和証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事ですが、この銘柄はみずほ証券で他の2銘柄は野村證券とSMBC日興証券です。

大手店頭証券会社が大安吉日で重なることなど全く気にせずに、それぞれの都合でIPOスケジュールを組んでいることがよくわかりますね。

お互いに「そんなこと知ったこちゃねーぞ、勝手だろ?」って声が聞こえてきそうですが、これが証券業界かなと感じてしまう状況です。店頭証券の裁量IPOに関しても、こういったご都合て主義的な感じで動いてきますので、今後も公平性を求めてもっと抽選になんて話はなかなか出てきそうにありませんね。

だからこそもっとネット証券に頑張って欲しいと思っていますが、主幹事はSBI証券ばかりです。マネックス証券も先日マネーフォワードで共同主幹事がありましたが、もっともっと取扱が増えてほしいですね。

話がそれましたが、IPO活況状況なら第一印象では悪くないイメージです。値ガサになってしまった価格設定の理由など、慎重に見極めてBBスタンスを考えたいと思います。

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こちらは岡三証券が入っていますので、岡三オンライン証券での取扱もありそうですね。たくさんの銘柄のBB期間が重なり資金繰りが気になりますが、こういう時に前受金不要は心強いです。

ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)のIPO新規上場情報

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