大型IPOの新規承認が続きます。時価総額的に1部上場予定のオールド企業です。社名が古いなぁと沿革を見たら創業は寛文3年(1663年)、藍染めの染料から来ているみたいです。

森六ホールディングス(4249)のIPO新規上場情報

moriroku

事業は樹脂加工やケミカル商品、自動車やオートバイの外装プラスチックの他、もちろん染料、その他にも様々な分野で使われています。

想定価格は2,610円、主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約102億円で、規模的に東証1部市場上場手予定です。

漢字社名、オールド企業、大型となればIPOでは初値はなかなか望めない状況です。さらに随分と大型IPOが固まって上場するのも難点ですね。また化学セクターというのも初値には不安材料です。ただし、業績推移と言いさすが老舗だけあって安定感はあります。

資金使途としては工場のオートメーション化による効率化なので良い使われ方はしますが、果たしてどれだけ評価されてお金が集まるかですね。市況の良いときだからこそ上場したというイメージがあります。

既存株主を見ると多くの関連企業系の他、個人が混ざっていますが親族関係の贈与が多く、これだけの株数を持っていると相当な資金が入って、ちょっと羨ましくなりますね。

IPO当選のために是非持っておきたいネット証券会社

12月のIPOは大型系も多く、かなり公募当選の確率が上がってくることが予測されます。もちろん事前の準備は必須です。

そして出来る限り薄利でもいいので、プラスになるような銘柄の取捨選択が必要になりますね。例年起きる傾向ですが、今年もかなり取捨選別された状況になると思います。

森六ホールディングス(4249)のIPO新規上場情報

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