毎年7月はリートのIPOが出やすい時期なのですが、やはり出てきました。SMBC日興証券主幹事になります。今年は7月末にIPOが集中しているので、残念ながら同日上場の日になりました。

タカラレーベン不動産投資法人(3492)のIPO新規上場情報

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複合リートで、住宅オフィス70%以上、その他30%以下という構成です。

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特徴の一つがスポンサーが4社で分け合っているところですね。主にPAGが中心だったところにタカラレーベンが入って、ホテル系で共立、商業施設としてヤマダ電機が入っています。

スポンサー力としては疑問が残るところですね。

想定価格は10万円、主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約361億円で、東証REIT市場の中~大型案件になります。

ポートフォリオの内容を見ていると中規模施設が多く、結構古い物件も多いです。ここ最近のリートの初値の戦績を見ているとスポンサー力があるものや特化型リートは状況は良いですが、なんでも投資の複合型でスポンサー力が曖昧なところは厳しいです。

今回のリートはどちらかと言うと後者タイプという第一印象です。

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しかしながら初値は悪くとも、公開価格以上に値を戻している感じはありますね。

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リート指数ですが、年初は下がり気味だったのですがここに来て値を戻しています。この内容は初値を後押ししそうです。

SMBC日興証券はリート案件なら、ダイレクト口座で普通に当選しやすいです。

今回は他の7月上場のIPOも密集していますので初値は厳しいかも知れません。とはいいつつ久しぶりのリートIPOですし、BB開始時までじっくり考えてからBBスタンスを決めます。取りやすいと思うので微増でも出ればいいなスタンスでしょう。

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

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