10月IPO4件目になります。そして12日で上場が早くも被ってしまいましたね。両銘柄ともにマザーズですが規模が中規模となり影響は多少あるかもしれません。

イーソル(4420)のIPO新規上場情報

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組込ソフトウェアの開発、主にRTOS(リアルタイムOS)に強いみたいですね。多くの分野で今や必須のソフトウェアです。車載ではデンソー、その他ソニーへの依存度が高いですね。

想定価格は1,470円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約17.4億円で、東証マザーズ中型案件です。

マザーズ上場にしてはやや老舗企業で、業績は売上利益ともにしっかりとした伸びを見せており安定感を感じます。組込みソフトウェアということで縁の下の力持ちですが、こういう基幹システムは技術革新がどのように進むのか?疑問な部分もありますね。

アンドロイドのTVが出たように、より良いOSが開発されてしまうと競争になって採用されなくなると厳しいかもしれません。そういう意味で上場して資金を集め、有望な人材や技術開発が重要になりそうです。

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ホームページの採用事例を見るとカーナビなどの車載からゲーム端末。カメラの他、家電、人工衛星まで活躍の場が結構あるので見ていると楽しいかもしれません。

第一印象は好感ですが、野村證券主幹事ということで当選難易度が高め。幹事団全社駆使して少しでも当選確率を上げたいところです。

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10月のIPOが思った以上にハイペースで登場しています。大型IPOも実施されやすい10~11月ですので、新規承認の動向もしっかり確認したいですね。

イーソル(4420)のIPO新規上場情報

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