2018年のIPO案件がとりあえず終了しましたが、同時に2019年の第一弾としてリートIPOが出てきました。いや、こんな時に出てくるなんて!という人も多いかもしれません。

エスコンジャパンリート投資法人(2971)のIPO新規上場情報

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エスコンはESCONでスポンサー力としては低そうなイメージです。リートのサポート会社として中部電力グループを載せないと行けないレベルでしょうか?

想定価格は10万5千円、主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約207億円で、東証REIT市場の中~大型案件になります。

リートIPOの上場は2018年の9月以来になります。かなり状況が悪く初値公募割れが続いていますが、さらに市況は悪い中、上場大丈夫?というのが多くの方の本音でしょうか?主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券で、こういった隙間に上場させてくることが多く、予定調和的な上場なのかも知れません。

リートの特色としては、スポンサー力も微妙・特色のない複合リート(商業メイン)・利回りも低めと3重苦ぐらいの厳しい内容です。

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ロジスティクスなどの特化型リートでも現在、公開価格よりも安値圏にある状態ですので、この新規リートを積極的に買う理由が全く見当たりません。これは仮条件がいくらになるのか?果たしてちゃんと売れるのか心配になってきますね。

現時点では、第一印象でパス案件になりますが、果たして年が明けて状況が良くなっているかですね。また、2019年のスタートIPOの行方も気になる時期になりましたね。

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

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