火曜日にも新規承認が３社登場しました。このまま連続して３社以上のペースで出てくると１２月の下旬の上場ラッシュでは同時上場が連続するという形になりそうです。しかも結構規模感があるIPOが多そうですね。
アルミ電解コンデンサ用部品の製造販売です。いわゆる半導体関連ですね。最近、需要など取り戻している雰囲気はありますがどうでしょうか？
想定価格は3,840円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで114億円で、東証２部上場では大型IPOですね。
想定価格3,840円は値ガサですね。さらに東証2部上場で100億を超える吸収金額と額が大きいです。IPOに対する地合い回復は急務なIPOかもしれません。ただ、湖北工業は上場観測がもともとあって今の半導体需要の高さを考えると上場タイミングは今と言ったところかもしれません。
会社の説明では上記が分かりやすいですね。アルミ電解コンデンサ用リード端子で世界トップシェアの約40％となっています。車載や５Gなどで搭載されることから今後も需要は高いと言えます。
好調ぶりを示すかのような業績の伸びです。上場してさらなる成長を目指すのは理解できますね。５Gという大きな商機がありますので、ここでしっかり資金調達しておきたいところでしょう。
個人的には応援したくなるIPOですが「東証2部上場」「オールド企業」「大きめの規模感」など今のIPO地合いでは厳し目のスペックが並びます。さらに上場ラッシュでIPOがひしめき合う中で需給面で吸収金額が捌けるかが焦点になりそうです。野村證券の手腕が問われますね。
枚数もそこそこあるので、野村證券主幹事でも当選の可能性があるのでBBスタンスは慎重に考えたいと思います。
先々の需要など見越せば面白そうな銘柄でも上場時には初値でさえないという場合もこの12月IPOはありそうです。少しでも11月IPOの結果で地合い回復感が出て欲しいですね。
初値予想もお願い致します。