本日は東証2部に2銘柄の新規承認となりました。その片方がライフドリンクカンパニーと飲料製造販売です。食料品セクターで地味感がありますね。サンライズキャピタルの売出IPOはAB&Companyと同じなので、先の結果が影響するかもしれません。

ライフドリンク カンパニー(2585)のIPO新規上場情報

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本店は大阪にある飲料製造会社です。製品を見る限りでは「水」「お茶」といった素材勝負のドリンクに絞っていそうです。全国に工場があって案外ここの水飲んでる可能性はありますね。

想定価格は1,510円。主幹事は大和証券とSMBC日興証券の共同主幹事です。
吸収金額が想定価格ベースで62.9億円で、東証2部上場ではやや大きめのIPOです。

正直パット見でも分かるようなIPOでは地味系案件です。それがこの12月の上場ラッシュに入ったのだから初値期待は苦しいかもしれません。どれだけディスカウントされて割安で買えるか?の案件になりそうです。

そういう目で見るとファンドの売出であったり、ストックオプションの行使価格が安かったりというのは気になりますね。業績は売上はほぼ横ばいからやや上昇、利益はしっかり出している状況ですが、少し前までは赤字継続の時もありました。

沿革をみるとファンドが資本参入して「ドリンク事業」への集中。社名も変えて子会社再編など事業構造を大改革しています。

最近では楽天市場でも炭酸水を売り出して「値段と質」でかなり売れているようですね。

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ただ、事業内容の商品を見てもこれといって目立った凄いと思えるものはないので、やはり成長期待よりも安定した株として魅力があるか?という視点になりそうです。

第一印象では初値視点では微妙となりそうですが、事業的に「株主優待」なども新設期待ありそうですし、上場企業比較して割安感があれば値ごろ感を感じるポイントで買うのはありかもしれません。それなら公募時点で買っておいて初値が厳しかったら長期保有で待つという手が取れる場合は参加ぐらいになりそうです。

大和証券が主幹事ですので、CONNECTあたりからも再び当選が狙えそうです。SMBC日興証券からも可能性が高そうですが、果たして初値が?は本当に迷いますね。

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東証2部上場、地味系案件をどう捉えるか?ですね。正直2021年で見ても東証2部上場はパフォーマンスが悪い銘柄が多いので、食料品セクターは敬遠したいところかもしれません。ただ、めちゃくちゃ悪いという内容ではないので、やはり慎重にBBスタンスを検討したいです。

ライフドリンク カンパニー(2585)のIPO新規上場情報

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