不動産投資型クラウドファンディング事業を行っているクレアルが上場です。

不動産投資型クラウドファンディング取扱い事業者の特徴と感想を随時更新

クラウドファンディングの中でも不動産投資型は勢いがあって、多くの事業者がしのぎを削っているところです。IPOが出てくるというのも注目と言えそうですね。なお、主幹事はSBI証券です。IPO的にも注目されそうですね。

クリアル(2998)のIPO新規上場情報

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事業内容は「資産運用プラットフォーム事業」となっています。不動産投資型クラウドファンディング事業はその一つで、不動産投資の仕組みの改善や効率化、技術促進を目指しています。一応、フィンテック系の取り扱いでしょうか?セクターは不動産業です。

想定価格は900円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで10.3億円で、東証グロース上場では小~中規模IPOです。

クレアルの目論見書を見ると不動産投資型クラウドファンディングがどのようなことを行っているかのチェックにもなるので良いですね。

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「典型的な不動産投資プロセス」と「当社のプラットフォーム」の違いの部分が多くの不動産投資型クラウドファンディング事業で行われている部分になります。

オンライン化、デジタル化することで、投資のしやすさであったり、情報の非対称性の改善が見込めます。また小口に分散できることで、投資家としてはリスクの分散化、企業側としては大きな資金を集めやすくなるというメリットがあるでしょうか?

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業績の伸びはここ最近急成長で上場まで至りました。そりゃ、多くの不動産投資系の会社が不動産投資型クラウドファンディングに参入するわと感じるレベルです。

不動産投資型クラウドファンディング取扱い事業者の特徴と感想を随時更新

投資先として過熱感の出ている不動産クラファン事業の上場です。ますます伸びが期待できるかもしれまえんね。なお、不動産投資をする人の裾野を広げるという意味で良い事業だと思いますが、当然不動産投資ですのでリスクとリターンが付きものです。さらに運営が儲かるようにしっかり手数料なども取っているでしょうから、合う人合わない人がいるでしょう。

でもこれから先、投資先の一つとして認知度は確実に上がるでしょうね。「今はスマホでポチッと大家さんになれる」時代です。

IPO的にはSBI証券主幹事で4月の最終IPOになりそうで注目度は高いでしょう。セクターが不動産業なので地合いに左右されやすい部分もあるかもしれません。

前日にもモイという注目度の高い案件を出してきているので、比較されることになりそうですね。

4月は3月よりも楽しみな案件が多いのではないでしょうか?市場再編もあって上場市場の取扱いに関してはデータが集まるまで判断が難しいですが、初物感が出そうな4月のIPOはうまく乗り切って欲しいですね。

クリアル(2998)のIPO新規上場情報

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