今日上場の2社は事前の予想より頑張りました。
これが今後のIPOに良い影響を与えることを祈ります。
個人的にはかなり期待薄でパスした日本ドライケミカルです。

【201115】日本ドライケミカルのIPO情報

初値売りで普通に利益が出ましたね。
私はパスしたので抽選時の取りやすさはどうだったのか気になるところです。

【1909】日本ドライケミカル(株)
(公募価格2040円)
1909.gif

初値:2,222円(+8.9%)
高値:2,242
安値:2,096
引け:2,151

東証2部に29日、IPO(新規株式公開)した日本ドライケミカル株は、買い気配で始まった後、2222円で売買が成立した。公開価格2040円からの上昇率は8.9%。

  同社は1955年4月設立。消火・防災設備の設計、製造、販売などを行う。同社は91年に東証2部に、95年に東証1部にそれぞれ上場したが、2000年に米タイコ・インターナショナルの傘下入りに伴い、上場廃止となった。08年に大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツが全株式を取得した。

  12年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比3.6%増の220億800万円、営業利益は前期と同じ7億3800万円、1株当たり純利益は262円48銭。公開価格から算出した予想PER(株価収益率)は7.8倍。

  証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は、再上場銘柄はあまり注目度が高くないはずだが、「防災関連に注目が集まる中、配当利回りが高い」ことが評価されたのだろうとの見方を示した。日本ドライでは今期の配当は1株当たり150円を予定しており、公開価格で計算した配当利回りは7.4%。東証1部の単純利回り2.03%を大きく上回る。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

読者初値予想にピタリ賞はいませんでした。
私の直前予想は1800円だったので大きくハズレということになります。

見解として島根銀行と同様に配当利回りが意識されているということですが、
現在のIPOの流れが成長性による期待で買われるのでなく実で買われるとしたら
今後はそういったところもチェックしたいですね。

そうした場合、あまり高騰しないが割安感で購入できるということになります。
今後の検討の参考にしたいと思います。

次は大型のラクオリア創薬です。本日仮条件発表となりますが、
個人的には買いが少ない今は大型はきついと思っています。