パンチ工業の初値結果です。
これは厳しいですね。こういった公募割れ銘柄が仮条件の上限で決まるのが、
なんというか私には解せないです。主幹事は大和証券でした。

【2012052】パンチ工業のIPO情報

【6165】パンチ工業(公募価格560円)

【6165】パンチ工業

初値:530円(公募比: -30円/-5.4%)
高値:549円
安値:518円
引け:518円

精密金型部品のパンチ工業が東証2部に新規公開、初値5.4%安

 

12月20日(ブルームバーグ):精密金型部品メーカーのパンチ工業 がきょう、東京証券取引所2部市場に新規株式公開(IPO)した。公開価格の560円に対し売り気配で始まり、5.4%安の530円で初値を形成した。

 

同社は1975年3月の設立で、東京都港区に本社を置く。プラスチック、プレスの金型用部品の製造、販売を行っており、切削加工から熱処理、研削・放電加工、表面処理まで一貫した技術を持ち、標準部品と特注品双方に対応している。国内、中国に営業拠点を持つ。

 

  2013年3月期の連結業績見通しは、売上高で前期比5.2%増の251億円、営業利益で15%増の10億8600万円、1株当たり利益92円77銭、1株配当20円を計画。公開価格の予想PERは6倍だった。

 

新規上場に際し、公募による新株発行115万株、自社株処分15万株、オーバーアロットメント分を含む売り出し88万5000株を実施した。主幹事は大和証券。公募分の手取り概算額7億1800万円は、北上や宮古、兵庫各工場の設備投資資金に充当予定。

結局、公募価格を一度も上回ることなく初日を終えました。
この銘柄に限ってはあまり魅力的なものがないので当然の結果かもしれません。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

12月上場ではチムニーも含め、やはり東証2部銘柄の残念な結果が目立ちます。
阿波製紙、三洋貿易など含め今年は東証2部に5社上場しましたが、そのうち3社が公募割れしています。後に伸びてくるのは配当がいいものとかですので、パンチ工業は厳しそうですね。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

530円という初値結果で、これこそピタリ賞出るだろ!って思っていましたが、残念ながらピタリ賞なしです。
というか不人気銘柄は初値予想の投稿数すら不人気になりますね。

私の予想は公募割れでしたので、そこが的中したのは良かったです。
ただ不人気と思われる銘柄でも、たまに噴くのがIPO。難しいですよね。