明日9月13日は2銘柄の同時上場です。残念ながらどちらも不動産セクター、IPOにも不動産にも大逆風が吹いている中での上場となります。予想よりも初値が悪い方に影響するのは免れなさそうです。

まずは、マリオン(3494)から。

マリオン(3494)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:5,480円 気配更新:更新値幅119円、更新時間10分
下限値段:1,785円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,380円)
3,800円(公募比: +1,420円/+59.7%)
読者予想平均値:5,051円 | 中央値:5,000円 | 補正値:5,133円

主幹事の引受価格:2,189.6円

SBI証券主幹事ということで初値を非常に気にしている人も多いと思います。また、IPOチャレンジポイントのボーダーも310P付近でしたので、少しでもポイント価値が出るような結果になってほしいですね。

最終予想は大幅に引き下げましたが、それでも14万ぐらいのプラス。1P500円弱あたりです。まだ明日になるまでわかりませんが、TATERUことインベスターズクラウドもSBI証券主幹事でしたし、こういう地合いの時のSBI証券主幹事銘柄は弱い印象です。

 

安いと感じてセカンダリーを狙っている人もいるかもしれませんが、相場が崩れているので注意が必要です。


次に香陵住販(3495)です。

香陵住販(3495)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,910円 気配更新:更新値幅85円、更新時間10分
下限値段:1,275円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,700円)
2,000円(公募比: +300円/+17.6%)
読者予想平均値:2,598円 | 中央値:2,500円 | 補正値:2,598円

主幹事の引受価格:1,564円

こちらはもともと地味系IPOで微増であればといった状況でしたが、やや割り引いたところに2,000円の分かりやすいラインがあるので、そこで落ち着きやすそうです。大手予想会社も概ね2,000円で合致していますね。

今話題となっているような不動産業とは関係ない雰囲気もありますので、後々割安感が評価される可能性はありますね。ただ、地元でないとどの程度のものなのか?評価しづらいところです。

今の地合いではそこそこの結果でも良しとしたいですね。


以上、2社の直前予想です。2社とも直前予想を引き下げました。IPOの地合いの回復にはまずはセカンダリーで急騰する銘柄の登場が待たれそうです。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

このまま行くと超大型の某銘柄がどうなってしまうのか?強気の価格設定が厳しそうなので、上場延期とかにならなければ良いのですが・・・。