明日は日本調理機(2961)の上場日です。SBI証券主幹事案件ですが、東証2部上場の地味系案件で、とても主幹事SBI証券と思えないような銘柄です。IPOの地合いも弱ことで明日はやや厳しい船出が予想されます。

日本調理機(2961)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:6,240円 気配更新:更新値幅136円、更新時間10分
下限値段:2,033円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,710円)
2,750円(公募比: +40円/+1.5%)
読者予想 平均値:3,169円 | 中央値:3,000円 | 補正値:3,169円

主幹事の引受価格:2,493.20円

最終初値予想は公募付近の2,750円と予想しました。最近のIPOの弱さを考慮してももう少し上の予想をしたいのが心情ですが厳しい状況で、いい意味で予想を裏切った結果になってほしいところです。感覚的には寄り前の気配は公募割れでヤバいんでないか?ぐらいから寄り前ギリギリに公募付近まで合致点が上がって、ちょい公募上での早い値付け予想とします。

この日本調理機ですが、あまり人気がなかったことからIPOチャレンジポイントを利用した当選ラインがいまいち掴めていません。どうも100株配分ではあるもののボーダーラインは情報が少なすぎて正確には読みづらいですね。雰囲気で計算するなら200P程度で当選できたかもしれませんね(最後まで情報がつかめない場合は200P100株でIPOチャレンジポイント価値換算はしようと思っています)。

SBI証券のIPOチャレンジポイントを大分析!過去の当選ボーダーラインを調査、ポイント戦略は?

この銘柄も公募割れしてしまうようだと12月の上場ラッシュに向けて、危険信号が灯ります。すでにIPOに対する人気は落ち気味に見えますので、12月IPOの判断に迷うことになりますね。BB人気が下がって、初値は盛り返す展開が継続する人にとっては好都合ではあります。

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12月のIPOはなんと30社以上が予想されています。IPO地合いに関しては読めないところですが準備はしっかりしておきましょう。12月IPOのBBスタンス更新は慎重に行って選別色が強くなるところでいい情報を出せればと思います。