明日は楽天銀行(5838)の上場日です。先日上場したネット銀行の住信SBIネット銀行も好調、直近IPOも好調と、地合いについては力強い追い風状況の中、上場することになります。公募組にとっては楽しみになったかも知れませんが、それでも巨大IPOですので始まるまではわからない部分もありますね。

楽天銀行(5838)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,220円 気配更新:更新値幅70円、更新時間10分
下限値段:1,050円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :350円~5,600円

それでは初値予想です(公募価格:1,400円)
1,820円(公募比: +420円/+30.0%)
読者予想平均値:1,644円 | 中央値:1,452円 | 補正値:1,507円

主幹事の引受価格:1,330円

直前予想は地合いの良さや仮条件発表後の動きを見て大幅に引き上げて1,820円としました。多くの方が住信SBIネット銀行と比較するのは間違いなく、住信SBIネット銀行は公開価格から既に3割近く上がっており同じ基準で1.3倍したら1,820円ということで値を出しました。

PER比較や時価総額比較など、また上場市場が違って東証プライムなので指数買いなども期待できるなどすると買い需要がさらに高まるイメージです。色々考えたら高値行けそうと思いますが、まずは初値としてはそんなに上がらないのが大型上場ですので、これだけ地合いが絶好調でも初値だけは少し上がった程度で始まることも十分想定されます。

そのため大手予想では忖度系で1,550円据え置き、よく当たる地合い見て動きを作るほうが1,800円となりました。予想を直前になって大幅修正するほうがよく当たるのは当然ですので、私も当てに行くなら大幅に上方修正したほうが的中しやすいと修正しています。

楽天証券で6倍程度の当選確率となり富豪が申し込めば、歪な配分でたくさん貰える状況も作り出しています。一方店頭では意思が弱いとあまり貰えないぐらい人気が高い状況まで、直近の地合いの影響もありました。

初値ですぐ売るよりもある程度目標達成しないと売らない可能性も高くなっていて、価格は需給で作られることを考えると、今回の楽天銀行の初値形成はどうなるのか楽しみですね。

想定仮条件は1,630円~1,960円でしたので、順調パターンなら1,960円まで見込んでもおかしくないので、2000円弱まで意識する人は多いでしょう。

https://note.com/96fun

noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。

2023年から全銘柄続けていますが、ちゃんと見てくれている人にとっては総合してプラスになっているような記事をかけていると自負しています。もちろん大外れの戦略や予想もありますが、ここまで何件か書いてきて地合いの良さもあるのもありますが、記事を読んで参加している人は良い感じで参加できているのではないでしょうか?

住信SBIネット銀行なんかも楽天銀行上場に向けて、緩やかに上昇とずばり的中しています。楽天銀行はどうなるのか?当たる当たらないに関わらず、誰かの長年IPOを同じ人が見てきた経験から少し書かれたものを読むと、特にIPO歴が浅い人は短期間でいろいろ吸収できるかも知れません。

もちろんIPO歴が長くセカンダリー強者の方も、「この視点が抜けているな」等々、ご自身の持っている能力が優れいていることの確認に使って頂ければ幸いです。低価格で提供することでいろいろな人が読んでいろいろな感じ取りをしていただくと嬉しいです。

黒澤が保有している全証券会社の特徴と感想を随時更新

IPOでプライマリーもセカンダリーも楽しめるようになれば市場も活性して良い循環になればと思いますので、当面頑張って更新したいと思います。