4月末になってようやく12月優待品が到着次第、だいたい2017年度分の優待決着が付いてきました。ということで戦績を見ながら振り返っていきたいと思います。

株主優待戦績

2017yutaisenseki

実は戦績として表記しているのは全てではないのですが、イメージとしてはあまり欲張らずに取らなくてもこれぐらいの結果は残せますよということを紹介したくて載せています。

結果として100銘柄以上、30万以上の得になったことを年間で出せれば達成感がありますね。取引の中ではGMOクリック証券を利用している場合が多く(制度信用)、実は手数料キャッシュバックを載せていませんのでもう少し金額的には上がります。

ただ、2018年からは手数料値上げになりましたので、制度信用ではDMM.com証券ライブスター証券SMBC日興証券あたりにお世話になることが増えるかもしれません。

ただ、私はGMOクリック証券の手数料キャッシュバックが4銘柄分でかなりあり、手数料は払ってキャッシュバック頂くほうが税制上ちょっと有利に見えるのでなるべくGMOクリック証券の手数料キャッシュバックは今後も頂きます。

株主優待クロス取りにGMOクリック証券がオススメの3つの理由

2018年の優待クロス取引の失敗談をいくつか挙げておきます。クロス取引は一時期にたくさんの注文をするので本当に注文ミスが目立ちます。

戦績で出ている失敗1

ミサワホーム(1722)

クオカード贈呈の廃止に気づかずにクロスを仕掛けて使わない割引券だけ届きました・・・。優待内容の変更は確認し忘れなど多くなります。特に3月9月はしんどい・・・。ツイッターなどで優待族をフォローしとくと助かることも多いです。

ヤマハ発動機(7272)

6月末の優待は1000株でしかもカレンダーという内容なのに勘違いしてクロスしました。12月末にリベンジ仕掛けています・・・。年2回の優待で片方の内容違うのに勘違いも良くあるパターンです。

アース製薬(4985)

サツドラホールディングス(3544)

上記2銘柄はやや高逆日歩食らった印象です。ただ、私は一般信用争奪戦は面倒であまり攻めていないので、この程度の逆日歩を食らうのは許容範囲と見ています・・・。早めの争奪戦で金利手数料を払いすぎている人も最近は多いのではないでしょうか?

正直、投資家同士で競い過ぎたら証券会社の思う壺ですので、私は欲張った取引はしていません。厳しそうと思えば素直に諦める緩い感覚で、年間100銘柄30万以上達成できれば全然御の字です。

 

1年間に30万のお小遣いが出るとなると、結構普段の生活というか趣味に使えるお金が増えるイメージで考えています。株主優待などをクロスで取って楽しんでいる人はそういう人が多いと思っています。あまりガツガツ行くと精神的にしんどくなりますしね^^


年々、人気が高まっている株主優待ですが、日本独特の文化でどこまで続くのかな?という印象はあります。あまりに過熱感が出すぎると「端株優待の消滅」「株主優待のお土産の取りやめ」みたいに投資家の不公平感から縮小も考えられます。

最近多くなった長期優遇の差別などは、その傾向が見えてきた一つだと思っています。また証券会社も過熱感にのってサービス内容をどんどん加速させていますので情報には注意をはらいたいですね。

昔は松井証券が簡単で使いやすい印象でしたが、カブドットコム証券が一般信用売建銘柄数で一気に攻勢をかけて、SBI証券楽天証券の参入で手数料競争にはいりました。

特に楽天証券は大口優遇の要件が緩いので、多くの人にとっては使いたい証券会社ですがあまり知られてない印象もあります。

GMOクリック証券も2018年に参入を予定していて、もともと手数料が安いので在庫数がたくさんあるならインパクトは強いと思います。

マネックス証券は一般信用の分野では沈黙気味ですが、5大ネット証券で唯一サービス提供なしというのも寂しい気がします。検討はしているでしょうね。ただ、路線を変えたところを攻めているのかもしれません。マネックス証券は端株購入の手数料が安いので使い分けには必要です。

各証券会社のいいところを見極めて上手に、使い分けたいですね。私も毎年、全部の証券会社を利用しているイメージです。