先日、記事にした9月優待の松井証券vsGMOクリック証券。

松井証券 vs

一般信用vs制度信用みたいになってますが、先日の記事だと松井証券が負けみたいに見えているようで、間違いもあったのでもう一度チェックしてみます。

・前回記事
【優待】9月優待取得銘柄で手数料のシミュレーションをしてみました。松井vsGMOクリック証券

間違いその1:逆日歩データが間違っていました。

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前回、逆日歩が240円としてましたが、正しくは2385円でした。

これで松井証券GMOクリック証券の差が縮まることになります。

ここでの結論は6121円の差です。

これでもまだ制度信用を使ったほうが手数料の面で得をしていたと考えられますね。

手順:GMOクリック証券では現物買い⇒信用買い+現物買いの方が安いか?

現引きの存在を忘れていました。
1日定額プランで信用買い+現引きなら

証券会社株式取引手数料比較一覧 に当てはめて

11,663,600円に対する手数料で3885円です。

前回の計算だと4525円だったので、640円さらにお得になります。

しかもGMOクリック証券で今回の13銘柄だと、定額より1約定プランのほうがお得です。
1約定に信用取引だと100円なので2600円しか掛かりません。

これだと1925円手数料でさらに得になる計算です。

松井証券で全部取引した場合と比べて8046円の差になります。

GMOクリック証券の場合、さらに優待割引もあるので割引分も使い切りたいですよね。

とここまで書くとやはり松井証券よりGMOクリック証券のほうがいいと感じてしまうかも知れませんが、必ずしもこのシミュレーション通りに行くとは限りません。

一つでも高額逆日歩にあたってしまうと立場が逆転する可能性も十分ありえます。

ということでそういった危険を感じる銘柄は松井証券で保険をかけて置けると便利です。

さらにはこの2つの口座をうまく使って、銘柄ごとに振り分けるともっと手数料の節約もできるでしょう。松井証券などは10万以下に抑えると手数料無料なので、一般信用で10万以下に抑えられる銘柄(必要金額5万以下のもの)は早めにクロスするのもひとつの手です。

他にも証券会社による手数料キャンペーンや、ステージ制で手数料がお得になる証券会社もあります。

いろいろ書くと結論が発散してしまいますが、このシミュレーションで言いたかったのは、
ただ単に一般信用でクロスしてても優待クロス取りはお得ですが、もっと手数料を節約できる可能性もあるのでいろいろな証券会社でシミュレーションしてみるといいと思います。

さらに証券会社を使い分けると手数料がお得になるかもって情報でした。

証券会社株式取引手数料比較一覧

最後に、私お手製の手数料シミュレーションも使っていただけると便利です。

松井証券

優待するなら両方持っとけって言うことです。