直近IPOは大幅高が目立つ。
画像はauカブコム証券の取引ツールです。信用取引口座開設でフル板も見れて便利です。またインタビューでも書きましたがリアルタイム株価予測がIPOの初値チェックにめちゃくちゃ便利です。
当方としては、あまり銘柄推奨をしないのですが、ちょっとだけ取り上げたマークラインズがストップ高になったことは嬉しいですね。
その他の銘柄でも、何買ってもそこそこ利益が出た状況ではないでしょうか?
あまり何回も言うと逆に動くことが多いので嫌ですが、今年は本当に12月にIPOが多かったため急落が多かったです。ということで見直し買いを狙った先買いがしやすい状況だったと感じています。
新興市場・上場銘柄への要望―IPOの年末集中は避けて=市場関係者アンケート
市場関係者に新興市場、新興市場上場銘柄への要望を聞いたところ、IPO(新規上場)に関して、「年末集中は避けた方がよい」「新規公開時期の平準化」と、上場の時期に対する意見が多かった。2014年は77社が新規上場し、このうち28社と3分の1以上の上場が12月に集中したことから無理もないだろう。
また、「IPOの上場前ラージミーティングにおいて、会社側の今期業績計画について、目論見書の範囲内というだけではなく、もっと踏み込んで説明できるような制度に変更してもらいたい」と、上場前の情報開示に対する意見もあった。
一方、新興市場全般については、「説明会の頻繁な開催」「説明会資料の充実」「ネットや電話などでの質疑応答も含めた録画・録音サービス」など、情報開示の一層の拡充を求める声が多く出ていた。新興市場上場銘柄の中には情報開示の少ない銘柄もあり、業績見通しや成長性に対する情報開示、会社側の説明への要望は強い。
そのほか、「上場後の下方修正銘柄が多く、投資家の信頼を裏切った」「上場後すぐの安易な増資は避けるべき」との苦言もあった。上場後の下方修正はいうまでもなく、増資も株価下落につながるため、当面は控えた方がいいとしている。(提供:モーニングスター社)
こういった内容のレポートも出ています。
私達は長くIPOを見てきた経験を活かして、要望ではなく対処が重要だと思っています。
特に12月のIPOは初値の吊り上げでロックアップ解除を目指す銘柄が多かったように思います。とにかく上場して早く売りたい層が多かったため、銘柄の中身をみて期待できない銘柄は大きな蓋をされている格好です。
これから2015年の第一IPOまでは直近IPOもかなり注目されそうですね。ただ値動きは速いと思うので注意は必要です。