IPOに関する都市伝説的な内容を検証するシリーズ。
IPOトレーダーの中で、まことしやかに囁かれる噂や都市伝説について紹介します。
2回目は「マネックス証券の申込番号の謎について」です。
IPOの申込具合を測定するために、IPO申込の締め切り付近で一度キャンセルしてもう一度申し込みすることで番号を確認して、どの程度人気があったかを測定する方法があります。
この方法が使えるのが、申し込み順に番号を振り分けていると推定できるマネックス証券とSMBC日興証券 です(あくまでも推定です)。
ただ、マネックス証券については2つ以上の通し番号があることが分かっています。これはマネックス証券の成り立ちに起因するものです。
現マネックス証券は、「マネックス・ビーンズ証券(2005年にマネックス証券)」と「ジェット証券やカザカ証券などを吸収したオリックス証券」が合併しています。
その為、2010年の合併以前の口座保持者やオリックス系・マネックス系が存在しています。2010年以降は新体制マネックス系になると思います。
ということで同時間に違う人が申し込んでも申込番号が大きく違うということが起きています。
あくまで人気度を見たいだけであれば、自分の基準でデータを取っていけばいいことですが、この申込番号が2つあることが、個人的には完全公平抽選に何かしら影響がないのか?気になっています。
ただ、マネックス証券はあまり細かいことをこだわって攻略しても仕方のない証券会社です。
マネックス証券はやはり男も女も黙って1単元勝負です(笑)
大手銀行の合併時に、中身は派閥争いで統合が取れてないどろどろしたものが表面化したことがありますよね?証券業界も中身は結構どろどろしてそうなので、そういった裏を探ってみるのも面白いかもしれません。
元証券会社に勤めていた知り合いがいますが、話を聞くと結構面白いです^^;
“【IPO当選都市伝説 その2】マネックス証券、申込番号2種類の謎!” への1件のフィードバック