郵政IPOのブックビル期間中ですが、今週末で一旦「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」のブックビル期間が終了します。
上がる下がるなどの話は別に譲り、今回は抽選派が多く取りそうな戦略について紹介します。私も基本、抽選派で数集めを実践していますので、同じような流れで勝負します。
【郵政IPO】IPOを手に入れるために、主幹事証券はもちろんながら実は複数証券での数集めが重要
当方、郵政IPOの新規承認が出てから上記のように、今回はたくさんのところから数集めしたいと記事に書きました。実際にBBがスタートして需要予測をしてみると抽選番号の大きさから頑張っても、たくさん取れるか微妙な情勢も見て取れます。
多くの方が、取る戦略は「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」に各証券会社からMAXで申込をして、その結果から沢山取れそうな証券会社に敗者復活戦で「日本郵政」を申し込むのではないでしょうか?
まず今週末がBB締め切りの「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」ですが、規模が大きく異なります。ゆうちょ5,774億、かんぽ1,419億です。またかんぽ生命の方が1枚あたりの価格が高く恐らく抽選で見ればゆうちょ銀行が6倍当たりやすいです。
それを見れば需給面では逆にかんぽ生命の方が貴重と考えられます。ですので、銘柄判断は別にして両銘柄を出来る限り、多くの証券会社から数集めします。
当方、一押しのauカブコム証券などは私は複数単位の申し込みで配分と需給のバランスをチェックする予定です。一方、SBI証券は資金を投入すれば当選確率が上がりますが、今回は他の証券会社との兼ね合いで、資金投入は微妙な調整が必要です。
もちろん主幹事系も狙い目ですが、今回はMUFGグループが効率的でしょう。
来週になりますと「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の獲得数が確定するでしょう。その結果から「日本郵政」への申込姿勢を考えることになります。
十分な株数を確保すれば、日本郵政は一部申込で良いかもしれません。逆にあまり取れなかった方は「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の結果から、各証券会社への申込比率を検討すればいいでしょう。
日本郵政の吸収金額は6,682億で、3社の中では一番大きく敗者復活戦には適しています。証券会社側も売れ残りだけは避けたいので、必至の売り込みがありますが、今回は規模が異次元すぎる大きさなので、いっぱい手に入るから人気がないとみるのは尚早だと感じます。
個人的には初値で見ますと悪くて手数料割れ、狙いは1枚1万円、それ以上はボーナスポイント的な感覚で見ていますので、悪くない投資だと思っています。
auカブコム証券が穴場と言っているので、どの程度獲得できるのか楽しみです。