ゴールデンウィーク中ということで、一休みの人も多いと思います。私も少しはゆっくりしようかと思って更新を抑え気味ですが、2016年IPO前半戦の状況を振り返ってみたいと思います。
まず、当方の抽選当落結果とそれを初値売りした時の戦績ですが、こちらは2007年頃から掲載しているので参照ください。IPOがネット抽選方式だけでも結構利益が出ることが分かると思います。
今のところ6銘柄で40万以上の利益です。
SBI証券主幹事の銘柄が多かったのと、マネックス証券が久しぶりによくあたってくれました。 昨年はテラスカイという超級IPOが当選したのでペースが良かったですが、2016年も楽しめていると思います。
IPO抽選戦略には事前準備が重要です！
上記ページに掲載している証券会社くらいは揃えておかないと話にならないし、楽しめませんね。
さらに当方が準備しているページで考察するのに便利なのがサマリーページです。
【IPOサマリー】2003年以降のIPO情報を一覧、グラフ表示
2016年は現在30銘柄の上場で22勝7敗1分けという戦績です。勝率は73.3％なので4銘柄に1銘柄は公募割れなどの危惧がある銘柄です。公募割れ銘柄は掴みたくないですが、IPOの場合は公募割れしてもそれほど大きくなくプラス幅が大きい物が多いので、単純に勝率以上に儲かる投資法だと思っています。
ただ、2013年辺りからの好調IPOの時期に比べるとやや戦績が落ちてきているのが気になります。2016年は2015年と同等のIPOの数があると言われていますが、日経平均などの状況も含めて、やや苦戦するときもあるかもしれません。話題性のあるIPOがまだ来てないのも残念ですが6月以降の楽しみでしょうか？
最後に注目度の高い、2016年にIPOするかも銘柄ですが「JR九州（九州旅客鉄道）」は地震の影響でIPOを遅らせる予定はないとしていますので、11月頃に郵政IPOみたいな感じで出てくるかもしれません。
さらには「ZMP（自動運転技術）」は2016年のはじめ頃から出てきそうでしたが、まだ来ませんね。注目銘柄なので出てくると人気が高まるでしょう。
小売系では「コメダ（珈琲店）」や「ストライプインターナショナル（旧クロスカンパニー・服飾）」も2016年に上場予定です。ストライプインターナショナルなどは社名変更で粛々と上場に向かっています。これらは株主優待にも注目です。
【IPO上場観測リスト】今後上場が予測される企業のリストと動向
後は「LINE」の上場が毎回話題になりますが、もう何度も観測記事が出てきて実現されていないので、気にせず待ちたいと思います。
上場観測記事は上記ページにまとめています。ネットや新聞などで情報が出たらそれぞれ追記したり、新規に載せる予定です。
小さなネット系企業はV.C.出資でIPOが名題となっているところも多く、いつかはIPOも多いです。ただIPOへの道はそれほど簡単ではなく、私たちは新規承認を楽しみに待ちたいですね。
GW開けそうそうに大物が出ると盛り上がるのですがね・・・