IPO銘柄詳細ページでずっと対応したいと思っていたことを２０１７年の銘柄から対応することにしました。
売出放出元の既存株主への反映です。
IPOをする時には公募株と売出株（既存株主からの売出）がありますが、上場前の株主状況はその売出前の情報が載っています。ただ、上場時には売出放出しますので実際には少し割合などが変わっています。それが分かるように上位１０位の株主表示の欄に売り出しがある場合は追記するようにしました。
例としてロコンドのページですが、分かりやすいのがみずほキャピタルファンドでしょう。こちらロックアップが外れているように見えますが、実際に株数の殆どが売り出し放出されるのでロックアップ自体必要のないものとなります。
こういった情報が今まで分かりづらかったので、売り出し放出元のデータも入れるように改良しています。データは全売出し元に入れているけど１０位以内に表記され場合もあります。上記の場合はディー・エヌ・エーなどが表示されていません。
当方はデータとしては全株主のデータをチェックしていますが、表示上は影響が大きそうな上位１０位程度しか載せていません。これで十分だと思いますが、売り出し放出分の割合などを含めて見れることで上場後の状況がより分かりやすくなると思っています。
３月IPOではマクロミルなんかもファンドの売り出し案件として見られているのでどの程度の割合で放出するのかのチェックにお使い下さい。