2018年12月21日は4社の同時上場予定となっています。記事が長くなりますので2銘柄づつ直前予想を書いてみたいと思います。
状況はかなり悪い中、同時上場ですので厳しそうです。
まずは、テノ.ホールディングス(7037)から。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:4,420円 気配更新:更新値幅96円、更新時間10分
下限値段:1,440円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:1,920円)
2,200円(公募比: +280円/+14.6%)
読者予想平均値:4,329円 | 中央値:3,900円 | 補正値:3,892円
主幹事の引受価格:1,766.40円。
9月上場予定だったものが3ヶ月で想定価格を半額以下に直して上場するという、ややきな臭さが出てしまっている銘柄です。そこまでして上場してお金を集めないといけない状況なのか勘ぐってしまいますね。
本日のAmaziaも上場前に悪いニュースが流れて結果が振るわなかったことを考えると、こういった難癖が付いている銘柄は初値で買いが入ると思いにくい状況ですね。
ということで微妙銘柄が軒並み微増ですので、微増予想としました。9月上場予定の頃から考えるとずいぶん安く感じるかも知れませんが、それでも注意ですね。業種的には頑張ってもらいたいですが・・・。銘柄としてではなく事業として業績が伸びることを祈ります。
次にポート(7047)。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:3,405円 気配更新:更新値幅74円、更新時間10分
下限値段:1,110円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:1,480円)
1,361円(公募比: -119円/-8.0%)
読者予想平均値:1,915円 | 中央値:1,480円 | 補正値:1,479円
主幹事の引受価格:1,361.60円。
こちらはBBスタンスの頃から微妙銘柄と思っていましたので、SBI証券でポイント狙いの申込しかしていませんでした。 この地合いですと直前予想は公募割れ予想と致します。
下に行っても引受価格では値がつくと見て引受価格で予想しました。業種に対して規模が大きく、やや売り抜けの印象があるので危険視していました。
嫌な予想が当たらず、公募価格付近で値が付けばいいのですが・・・。
以上、一先ず2銘柄の直前予想です。続いて残り2銘柄の予想も更新したいと思います。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値後の値動きも厳しい銘柄が多いですね。相場全体も悪いですが、こうなると期待感で買われているIPOは真っ先に売られて厳しいですね。暴騰も速いですが、暴落も速いです。