6月の一発目のIPOは副証本則単独上場です。パス案件を予定していましたので直前予想が遅れました。大手予想も厳しいものが出ていますね。

大英産業(2974)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,500円 気配更新:更新値幅76円、更新時間10分
下限値段:1,140円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,520円)
1,400円(公募比: -120円/-7.9%)
読者予想平均値:1,940円 | 中央値:1,745円 | 補正値:1,880円

主幹事の引受価格:1,398.40円

直前予想は公募割れ予想を据え置き。引受価格付近ということで、おまけのプラスを付けて1400円としました。地合いも良くないのでIPO公募当選者も早めの逃げを考え売り圧力が強いかもしれません。業種が不動産業ですので、今の地合いの悪さはもろに受けそうです。

結果的に公募割れならば、当方はD評価のパス案件という情報を出していましたので、しっかりとしたBBスタンスを提供できたということで嬉しいのですが、基本的には公募割れ案件は出て欲しくないので複雑な気持ちですね。

エイチ・エス証券主幹事案件も九州系のIPOでもっと出て欲しいというのもあります。ただ、やはり新規性を感じにくい不動産業は不人気は仕方のないところかもしれません。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

ゴールデンウィーク以降、地合いも良くないので6月IPOはちょっと不安材料が多いですね。2018年の12月の時期に似てきました。もう少し、地合いの復活を願いたいところですが・・・。