今週から9月末のIPOの仮条件が連日発表されます。当方のBBスタンスはいつも仮条件を見てから第一弾の初値予想と合わせて更新しますので、今週は随時更新予定です。
政局で一気に日経平均が3万近くまで騰がるなど株式市場は活況になってきていますが、実はこうなってもIPOには逆に資金がいかなくなることもあるため9月末の上場ラッシュの地合い判断はまだ難しいところです。
直近IPOにも遅れて資金が入ってくるなら期待ができますが、ブックビル中にも直近IPOの動きに注意をはらいながら態度を変えていくぐらいの戦略が良いかもしれません。
個人的な戦略は余り弱気になりすぎても面白くないので、逆にIPOが当たりやすくなっているチャンスと見てある程度申し込んでいきたいと思っています。
今日は3社の仮条件が発表されました。
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO新規上場情報
想定価格:1,520円
仮条件価格:1,520~1,620円 (変動率:0.0% ~+6.6% やや強気 )
再上場案件、イグジット案件で微妙なIPOですが、仮条件は想定価格から上限で上げてきました。SMBC日興証券でこの強気姿勢。グローバルオファリングですので、ある程度需要は見込めているのかもしれません。
初値は公募付近になりそうですが、当選期待は高いためいちばん最後まで悩みそうですね。なお、3社同時上場ですが、上場ラッシュ初日でどうでるかですね。
こちらを攻めてちゃんと初値で上がってくれるとIPOの儲けポイントとしては嬉しいところです。
想定価格:630円
仮条件価格:630~670円 (変動率:0.0% ~+6.3% やや強気 )
こちらも仮条件は想定価格から上げる形です。赤字バイオベンチャーで地合いが悪いときは回避したいところですが、単価が安いため良い小遣いレベルになる可能性を秘めています。こちらもSMBC日興証券です。シンプレクスと合わせて勝負して運試しで儲かるかもしれません。
シンプレクスよりもこちらのほうがBBスタンス評価としては高いですね。コロナ治療薬の開発にも取り組むということでテーマ的には買いが入りやすい環境です。
想定価格:1,490円
仮条件価格:1,490~1,570円 (変動率:0.0% ~+5.4% やや強気 )
安定のマザーズ小型ネット系になります。こちらは余り考えずに初値プラスが見込みやすいでしょう。とりあえず申し込んで当たったら出来る限り初値で上がって欲しいとお祈りするような銘柄ですね。
みずほ証券主幹事ですが、幹事証券にSBI証券・楽天証券・松井証券とネット申込み派にとって嬉しい証券会社が並んでいます。BBラッシュで申込み忘れが発生しやすい時期です。しっかりスケジュール管理して申込みましょう。
私はIPO繁忙期の申込みは以前はEvernoteで管理していましたが、今はOneNoteを使っています。クラウドメモ・ノートと予定管理はGoogleカレンダーで行っています。
Googleカレンダーは公開していますので、ご自身のカレンダーに紐付けすると自動でスケジュールが入るので便利です。エクセルのような表計算ではなくクラウドメモ・ノートで行っているのは、エクセルだと案外過去管理していて申込み忘れが起きやすいと思いました。
自分でメモ書きするほうが忘れずに出来るので「クラウドメモ」での管理が私にはあっています。
皆さんの初値予想もお待ちしています。