先日新規承認されたIPOスローガンで久々にマネックス証券が主幹事証券として紹介されました。マネックス証券が主幹事証券として出てくるのは2017年のマネーフォーワード上場以来でしょうか?なお、マネーフォーワードの時は東証の上場会社概要ページではマネックス証券の名がありませんでした。
マネックス証券が東証の幹事取引参加者として載るような単独主幹事まで振り返ると2006年以来になります。2006年以前はマネックス証券も結構主幹事やっていましたね。
今回は共同主幹事でもマネックス証券の名前が東証にも載っているので割当数に期待できます。
マネーフォーワードのときの割当枚数を振り返るとマネックス証券は約30%程度の割当がありました。IPOは100%完全平等抽選のマネックス証券ですので大チャンスとして話題になりましたね。
今回のスローガンは公募5000枚と小型のIPOですが、それでもマネックス証券が大チャンスの証券会社になるでしょう。
久々のビッグチャンス到来です。平等抽選ですから新規参入の方にも同等にIPO当選が狙えます。
東証のホームページでは「IPO主幹事候補証券会社一覧」というものが紹介されています。ネット証券ではSBI証券とマネックス証券の名前が載っており、マネックス証券はやはりIPOでは外せない証券会社ですね。
2013年以降IPOが活況になってきて、2017年以降に各証券会社がIPOに注力し始めていた感があります。松井証券や楽天証券が幹事証券に最近良く名前が出てくるのもその印ですが、マネックス証券が主幹事証券として名が出てきたことを考えると、証券会社勢が注力してきた部分が表面化してきている時期です。
年別グラフで見るとリーマンショックを受けて激減したIPOは好調に伸び続けています。コロナ禍で後ろ倒しになっている銘柄もたくさんありそうですし、東京オリンピック前は監査法人が忙しすぎて新規のIPO手続きを止めるぐらいの勢いでした。
2021年12月のIPOも楽しみですが、2022年以降も順調にIPO地合いが推移して欲しいところです。