みずほ証券が2022年7月19日にシステムのリニューアルを行います。

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既に口座をお持ちの方には案内冊子が届いたのではないかと思います。みずほというとみずほ銀行での度重なるシステムトラブルで、脆弱な印象が強く早く新システムへ移行してトラブルなく進めるようにしたいところでしょうか?仕事でみずほに関わっていた人から見れば、体質の問題の方が大きいと感じている人も多いでしょうね。

この大規模なリニューアルでは「IPO/PO」でも変更点がありますので紹介します。

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IPO(POも)の抽選参加申込時に前受金が不要に!

総合証券系では野村證券と同じスタイルになりそうです。気軽に申し込めるようになりますが、その分当選確率は下がることは確定的かも知れません。この変更は良し悪しですね。

野村證券がそうですが、この前受金不要スタイルはネット申し込み者を軽視した扱いという気もするので、いまいち嬉しくない変更ですね。なぜこの時代に店頭強化体制になってしまうのか・・・とも思い少し残念です。


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補欠が補欠当選に表記変更になるようです。これはただの混同の元だと思うのですが、当選が付いたらちゃんとお金を入れて申し込めよという合図なのでしょう。補欠当選連発で不人気IPOをネットに回すようなことをしそうで嫌な感じですね。


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どちらかというと当落発表時間が後ろ倒しになります。基本のIPO抽選結果は、翌日6:00で変わりないです。あまり気にしなくて良い変更ですね。


総評としては「前受金が不要になる」というのが大きな変更点です。

楽にIPO申し込めるようになるけど、全然当たらない。不人気IPOだけが何故か補欠当選表示にされて結局、資金入れて申し込みさせられるという情景が目に浮かびます。

かと言いつつ、IPO地合いが不安定であったり、みずほ証券の出すIPOラインナップを考えると店頭との付き合いをするほどでもないとも言えそうで、ひとまずはリニューアル後のIPO情勢も含めて様子見でしょうか?IPOの抽選ルールの変更という情報は出ていませんし、変なステージ制導入なども見られません。

個人的には初値の過度な上昇を抑えるためにも、もっと広く浅く抽選で配ってくれる体制(ネット抽選・配分を強化)を求めたいと思います。ネット証券勢のほうが、そのあたり頑張ってくれていますよね。日本証券業協会のルールも証券会社のワーキンググループが作るので骨抜きルールが多いですよね。パブリックコメントを求める時には、必ず「ネット配分強化求む」でシグナルを発信したいところです。