明日はINTLOOP(9556)の上場日です。結局微妙な結果となった6月末のIPOラッシュから約1週間経ちました。少しは地合い改善とか充電完了と言いたいところですが、どちらかというと直近IPOの動きも冴えませんし、厳しい船出を予想します。

INTLOOP(9556)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:8,050円 気配更新:更新値幅175円、更新時間10分
下限値段:2,625円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:3,500円)
3,220円(公募比: -280円/-8.0%)
読者予想平均値:4,890円 | 中央値:3,500円 | 補正値:3,813円

主幹事の引受価格:3,220円

最終初値予想は引受価格での公募割れで3,220円としました。しかしながら主幹事東海東京証券で吸収規模が大きく、主幹事が支えるようなところでもないと思うので引受価格以下も否定できません。

なお、大手予想は初値プラスと公募割れで再び真っ二つに分かれています。最近は予想会社も当てにならないですし、それぐらい開けてみるまで分からないような状況が続いています。早く「IPOなら何でも来い」みたいな復活が望まれますが、社会情勢を振り返るとしばらくは我慢を覚悟かも知れませんね。

私はINTLOOPに関しては会社は成長もしているし悪くないと思っています。しかし今のIPO地合いではBBスタンスもパスレベルの評価、初値予想も地合いが良い雰囲気でなければ公募割れが精一杯です。

予想を逆に裏切るような結果も欲しいですが、このような状況で期待しても逆に裏切られるのがオチかも知れません。

黒澤が保有している全証券会社の特徴と感想を随時更新

一方で7月の下旬IPOは小粒でなんとかなりそううなIPOが見えています。IPO人気が落ちたところにこっそり公募株当選で小銭稼ぎできれば程度に目論んでいます。