明日はJapan Eyewear Holdings(5889)の上場日です。11月のIPOは全部で3銘柄とゆったりとしたスケジュールになっています。Japan Eyewear Holdingsはあまり期待されてなさそうですが、思いの外、市況は良くなっていますね。直近IPOでも盛り返してきているものが多いです。
⇒Japan Eyewear Holdings(5889)のIPO新規上場情報
・気配更新
上限値段:3,130円 気配更新:更新値幅68円、更新時間10分
下限値段:1,020円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :340円~5,440円
それでは初値予想です(公募価格:1,360円)
1,380円(公募比: +20円/+1.5%)
読者予想平均値:1,393円 | 中央値:1,360円 | 補正値:1,393円
主幹事の引受価格:1,271.60円。
直前予想はBB前予想を据え置いて1,360円の公募同値にしようと思っていたのですが、大手予想会社が揃って公募同値の1,360円と出してきたので、ここは天邪鬼の性格を出して色を付けて1,380円としました。ここ数日の株式市場の動きを見ていると地合いも改善傾向、IPOに対して地合い回復は難しいのでしょうが、ここは想定価格から大きく仮条件を引き下げていることから、お買い得感が意識されてくるかもしれません。
上場スケジュール的にも目立ちますし、まだ安く買えて狙えそうだと注目されるのなら初値から少し上がってもという雰囲気です。もともとは公募株で買わなくても上場後普通に安く買える程度と思っていましたが、直前の気配では多くの方がそういう意識であれば逆に安く買わせてくれない程度の結果にはなるかもしれません。
IPOの新ルールに適応して初めてスケジュールに幅を利かせた内容で出てきて、予定通りと言えそうな最短スケジュールで上場を迎えます。仮条件も公開価格は2割高までOKという基準を考えると1,360円から20%プラスは1,632円です。この価格は想定価格まで近いので、上場後1,500円ぐらいを超えるような動きは意外と自信があるのかもしれません。
ある意味、初ルール適用の試金石となりますので初値が少しでもプラスだったという結果を残して欲しいところですね。
noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。工数がかかる点と、戦略が無料で多くの方に読まれることに違和感があるので有料になります。
あくまで一視点のセカンダリー戦略なので読み物的な感じで見て欲しいと思っています。初値予想よりもさらにセカンダリーは時間軸のずれなどもありますので予想するのは難しく、長くIPOを見てきた人の戦略をみてご自身でイメージしてもらうことを意図しています。
2023年から始めましたが、今のところ当たりも外れもしながら、読んでおいて損はしてない状況だと自負はしています。ただ、毎回書いていて需要なども考えると疲れ気味ですので提供の仕方は考えないとと思っています。11月銘柄は続けますが、12月でIPOラッシュとなった場合は提供の仕方を考えたいと思っています。
皆さんのお役に立てればと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
IPOでプライマリーもセカンダリーも楽しめるようになれば、市場も活性して良い循環になればと思いますので、当面頑張って更新したいと思います。