年末年始の時期を使って、いくつかの継続して取り組んでいる手法の状況と今後の方針について記事を書いてみたいと思います。
今回は「株主優待クロス取引」ですね。私が戦績として載せているのは2010年からでもう載せているだけでも15年の記録になろうとしています。これだけ長く同じ方法が続いているのも珍しいのでは?と思いますね。
やり方記事なども残っていますが、最初の公開日が2009年になるような内容で中身が古い部分がります。それでも、あまり色褪せてなく読めば理解できるのが変わりないことの証明であり凄いですね。
2023年は取得件数にして227銘柄となりました。この数はもっとゴリゴリする人に比べると少ない銘柄数になるのかも知れませんが、正直これでも個人的にはちょっと取りすぎ感はあります。よく考えてみると1年365日です。年間に3分の2ぐらいの勢いで株主優待が届くってちょっと使い切るのに大変になると思いませんか?
2023年の優待品はまだ全て届いていませんので、税金とか取得費用などの計算が曖昧な「得した金額」というのはまだでていませんが、一応40万程度ということになります。
- 2022年 取得件数:217 件 / 得した金額:552,934 円
- 2021年 取得件数:199 件 / 得した金額:485,433 円
- 2020年 取得件数:143 件 / 得した金額:359,047 円
- 2019年 取得件数:160 件 / 得した金額:487,616 円
- 2018年 取得件数:143 件 / 得した金額:387,288 円
参考に過去5年の結果も載せておきます。銘柄数的には2023年は過去最高の獲得数になるのですが、これは2019年からコロナ禍の影響もあり外食系や行動しないと行けない優待を控えていたものを取り始めた反動からくるものでしょう。なお、クロス取引戦績には現物取得したものに関しては載せない方針ですので、この数自体も曖昧で実際はもっと件数的には届いています。
私は「出されたものや頂いたものは全て処理(消費)する」タイプ(機内食や旅館でたくさん料理が出ても残せない)なので、株主優待も使えるものを無駄にしてしまうことをとことん嫌います。2023年は外食系の優待を少し取りすぎた印象で、消化のサイクルとしては有効期限の該当月までは残さないスタイルで、素早い消化を心がけていても有効期限の最終月まで消化に追われる状態になっています。
使ってなさそうな化粧品なども1年以上(次の優待が来る時期まで残っている)あると洗面台のパントリーがスペースがありません。
こういう状況は好ましくないので2024年は2023年よりも取得件数を減らすことが目標です。
投資スタイルが小さいことからコツコツと積み重ねる「低リスク・イベント投資型」ですので、本来は500円のクオカードなど小さくてもお得ならば拾っていくのが本望かと思いますが、数が溢れすぎるのも逆に効率が悪いのでは?と思い始めています。
最近はSNSの発達で、声高に一気にお得情報が広まる世の中ですが、そのせいで小さなお得にも大きな波が押し寄せている状況で、公共の利益を阻害している事例が多く、少なくとも私はそういったものには加担しないように気をつけています。もう少し、小さな声で興味を持ってくれる方にやさしくお届けできたらなぁという気持ちです。
株主優待に関して「廃止」や「(長期縛りなどの)条件変更」も増えています。これも企業の負担が増えてしまっているせいで対策として起きており、やはり企業側にも負担のないレベル、優待を取る方も争奪戦が凄いですがこちらも負担のない程度でうまく今後も続いて欲しいところですね。
2024年は「欲張らない」「必要ないものは取らない」といった方針で行こうと思います。
株主優待に関する情報は他のサイトに比べるとデータ分野で結構役に立つデータベースは出来上がっていますので、興味のある方はチェック頂ければと思います。最新情報は随時更新しています。
日本マクドナルドホールディングス(2702)の株主優待関連情報
ついに長期縛りがでてきたマクドナルド、2024年はオリックスが最終便になるのが話題(当方のサイトも廃止の発表で「廃止」と書かれていますが、2024年はありますので注意ですね)になりそうです。