新NISAの始まった2024年、株式市場は年初から絶好調で日経平均40,000円を超すなど様々な分野で好調が続いていました。しかし新年度の4月に入って、いつも上がり続けることがないという雰囲気になっていますね。
2024年の日経平均チャートを抜き出してみましたが、それでもたいして下がってなくてまだまだ年初から高くなったイメージはありますが・・・、当方はIPOも紹介しているので4月からIPOも不調になっているので、2024年に入って初めて下落相場を経験している感じにはなっています。
そんな時に癒やされるのが、年間を通して取り続けている株主優待が届くことでしょうか?
2023年の戦績になりますが、株主優待クロス取引だけでも年間に227件を取得しています。1年365日ですので、この件数程度を年間頂いていると3日に2日ぐらいのペースで何かしらの株主優待を頂けることになります。優待の中には優待券を消化することを考えると1日使ったところでは終わらない事が多いことから、この程度の量を取っただけでもほぼ毎日株主優待にお世話になって暮らしていることになります。
株主優待では優待キングこと「桐谷広人」さんをはじめ、多くの方が株主優待を楽しんでいて、この前もTVなどで優待一家が取り上げられていたようですが、TVに出ている人以外にも非常に数多くの優待族が世の中には潜んでいます(笑)
私も時には「黒澤ではなくクロッサーさん」と呼ばれてしまうぐらい・・・、ブロガーとして色々情報を出していることで認知が多少あるかも知れませんが、出来る限り株主優待に関しては大声を出さずにコソコソと楽しんでいるつもりです。というのも、株主優待はあまり大げさにめちゃ良いぞ!というものではなく、現在のような株式市場が不調であったり、トレードが奮わなかったり、持ち株が下落しても、優しく気持ちを支えてくれてQOLを上げてくれる生活のカンフル剤となっています。
なんというか「お恵み」みたいな感じがするのが株主優待の良い特徴だと思っています。最近はビール優待がたくさん届くので、ゴールデンウィーク前にやや相場下がっているけど、「GWは酒でも飲んで少しはゆっくりしろよ」と言われている気がします。特に株主優待の権利日としては3月末が最大の山場なので、非常に作業に疲れます。そんな中、我が家は1~2ヶ月程度家庭内でインフルエンザドミノが続いて、いろいろと疲れた時期でした。
その後に来ている4月のやや相場の不調な状態、株主優待抜きのトレードだけなら少ししんどくなりそうですが、株主優待クロス取引が技として出来ることを考えれば、株価が下がることで少ない約定代金で優待ゲットできるぞ(優待利回りが高くなっている)と謎な高揚感も出てきます。優待クロスは亜流過ぎるトレードで、毛嫌いされるところもありますが、個人的にはあまり大げさに良いトレードと言わないで、こういうチョイ技もある程度の感覚で広めたいと思っています。
みんながこれに群がる「蜘蛛の糸」のような状態は望んでおらず、ちょっと知っていて攻略すれば株式市場という大きな木からほんの少し減ったかどうかわからない程度の果実を頂いている。まるで仙人が霞を食べて生きているようなそんな代物として、これからも続けたいですね。世の中には株主優待である程度生活を賄っているような変人がちょこちょこいるぞ、周りからは変わり者と見られて構わない、そんな人がこっそり人知れず楽しんでいて欲しいですね。