ネット証券でライバル同士といえるSBI証券楽天証券IPOでも攻略ポイントが有り分析しがいがある証券会社です。

IPOでは主幹事取り扱いが多いSBI証券が重要度ではリードしていますが、各証券会社をそれぞれしっかり分析して活かしていくことが、IPOの当選確率向上に繋がりますSBI証券楽天証券はロング記事になりますが攻略記事があるので紹介します。今回、2024年3月頃までのIPOデータや状況も反映させました。

SBI証券のIPOチャレンジポイントを大分析!過去の当選ボーダーラインを調査、ポイント戦略は?

【楽天証券のIPOを大分析】2017年からIPO注力で注目の楽天証券の実際の状況は?【抽選倍率の生データ付き】

SBI証券のIPOチャレンジポイント分析の状況

SBI証券はIPOチャレンジポイントのボーダーラインやポイント換算などがうまくIPOで利益を出す攻略の糸口になります。

しかし、このところはポイントインフレの波が続いており、ポイント換算の単価は落ち続けています。一方で多くの方がポイントの保有数が増えていることでボーダーラインも高止まり、A級やS級IPOを待って高ポイント投入で強奪するだけだと、あまりポイント単価は高くならないかもしれません。

しかしながら、どこかで使わないとますますポイントの価値が落ちていくということで、今ですと1P =500円にでもなればかなり上等と言えるでしょうか?100Pは1年も経てばすぐ貯まりますので、1P500円だせば年間5万円分です。下手なポイ活よりも有意義かもしれませんね。

またIPOに当選する優越感も味わえますので、SBI証券とにかく早く始めてIPO落選でもポイントをコツコツ貯めるのも大切です。

楽天証券のIPO当選確率の状況

楽天証券は2023年に大きな変化がありました。

まずは2023年4月の楽天銀行の上場が大きな転機です。楽天証券には約5万枚の割当があり、実はかなり取りやすい状況でした。初値結果がどうなるか分からなかったですが、結局かなり伸びたことで結果論では1申込の期待値が7,600円という結果を出しています。

楽天銀行のIPOは割当枚数が多かったことから申込件数をいつもの上限100株ではなく、上限撤廃レベルで申込可能でした。

その結果の情報分析からなのか?2023年8月末のIPOから申込上限が100株ではなく、600株~2000株程度まで申し込めるようになっています。この変更にどう対応すべきかは非常に難しいところで、余裕があれば期待値がでそうなIPOは複数申し込みすれば単純に当選確率が倍増するので多めに申し込むのがおすすめです。しかし、他の証券会社を優先したほうが良い場合もあります。

なお、現状のデータ解析では2023年8月以降で銘柄ごとの期待値の変化が出てくることはない状況です。もう少しデータを集めて面白い結果が出たらサイトでも公開したいと思います。

若干、感覚で見えているものとしては、申込上限が600株、800株、1000株、2000株など銘柄ごとに差があるのですが、申込上限が小さいほうが期待値が高い結果になっていることが多いです。銘柄評価と楽天証券の上限申込数の2つで、良さげな銘柄を抜き出すことが出来るかもしれません。