明日はオプロ(228A)の上場日です。お盆休み・夏休みシーズンも終わり、いよいよIPOも約3週間ぶりに再スタートとなりますが、今年の夏休みシーズンは変動が激しいことから、例年と同じような見方ができませんね。日経平均の振れ幅が大きいことでIPOの真骨頂である上場直後の流動性や変動率の高さが少し霞んで見える事になりかねないです。

オプロ(228A)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報

・気配更新
上限値段:2,990円 気配更新:更新値幅65円、更新時間10分
下限値段:975円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :325円~5,200円

それでは初値予想です(公募価格:1,300円)
1,650円(公募比: +350円/+26.9%)
読者予想平均値:1,624円 | 中央値:1,650円 | 補正値:1,624円

主幹事の引受価格:1,196円

直前予想はBB時の予想をほぼ据え置いた形で1,650円としました。ちょうど仮条件発表日が歴史的な暴落の始まりとも言える日だったのにどこ吹く風のやや強気設定。正直、仮条件発表はKYな雰囲気でした。そこから考えてとりあえずプラスぐらいで初値が落ち着けばいいか?ぐらいに予想していましたが、現時点でも何か予想を大きく変える要素はないと思えます。

大手予想でも1,600、1,700円といったところで、読者予想も同じようなところで落ち着いています。当方も大方の予想コンセンサスとほぼ同意見で、市場の急回復があって例年の充電期間の傾向が現れてくれるなら上振れ可能性があるぐらいでしょうか?ロックアップ解除となる1.5倍価格は1,950円ですが、最近はこのロックアップ解除価格に到達しないで、その後も勢い無く推移するIPOが多いですので、この銘柄も様子見傾向が続くかも知れません。

SMBC日興証券主幹事IPOです。2024年はSMBC日興証券が大活躍中ですね。

小粒IPOですので非常に当選しにくい銘柄なので、本来ならもっと初値が高騰して公募組に恩恵があってもよいのですが、近頃はこういう小粒案件でもいまいち盛り上がらないことが続いています。もう少し、激しく上昇する銘柄や、そういった見込みのある面白いIPOの登場を待ちたいところです。

オプロ(228A)のIPO新規上場情報