先週の週末に9月のIPO新規承認がお盆ウィークが終わって1つもありませんね。相場の大変動が影響しているのでしょうか?的な記事を掲載しました。
相場の大変動がIPOに影響!?2024年9月のIPOが出てこない!
記事の後半に来週以降、予定通りの数程度のIPOが出てくるなら「IPOの船出に問題ない状況と証券会社など金融関係者からは見られているサイン」と書きましたが、まさに7件が一気に出てきて、先日の大変動の影響は既に忘れ去られそうになっています。また10月には大型IPOが2つも出そうな状況です。急に騒がしくなってきました!
先週は5日連続で新規承認が出てきて、9月下旬に一気に7社のIPOが予定されるようになっています。しかも9月26日は4社同時上場予定で、いきなり同時上場、過密スケジュールによる資金分散の懸念状態です。
また9月に入ると10月の大型IPOの新規承認が観測の通り出れば、大型IPOに向けた同業種やグロース銘柄などの換金売りなど予想されます。資金の振り分けが加速されると予想シーズンですので、BBスタンスなど慎重な姿勢が望まれそうです。
今のところA級やS級といった高評価IPOが出てきておらず、直近のIPOも目立った結果が出てないので悶々とした状況で、IPOが活性化されるシーズンを迎えそうですが、IPOで年間を通してしっかり利益が出ている状態にはしたいですね。
なお、先週金曜までで9月27日までの上場予定が出ていますが、9月の営業日は残り9月30日もあります。翌週にも新規承認が残っている可能性もありますので、すべての上場予定が出揃ったタイミングでBBスタンスなど詳しく見ていきたいところです。
皆さんの初値予想もよろしくお願いします。
どうもこんばんは。
エントリと直接関係なく恐縮ですが、SBI新生銀行の円普通預金ダイヤモンドステージの金利が年0.3%になっているのに気が付きました。
IPO抽選日には、夕方に新生銀行→SBI証券へ資金移動しています。
これまで「金利の無い世界」だったので気にしていませんでしたが、
「SBI証券に資金が一泊するコスト」
を考えてみました。
例えば1千万円であれば、
10,000,000*0.003*0.8/365=65.8円
となります。
これが1億円になると658円となり、結構無視できない?大きさに思えました。
さらに、抽選が金曜日となると3泊ですので、コストが2千円近くになってしまいます。
SBI証券主幹事・Aクラスとなると、さすがに期待値658円は超えているのではないかと思いますが、さて2千円は微妙な気もします。
B級C級ともなると、資金を全振りするよりは、大半を新生銀行に留めておいて確実に利息をもらう方が良いという考えにもなります。
これは株主優待クロスにも同じことが言えると思います。
日銀がちょっと利上げした程度でこのインパクトですから、年内にあると言われている更なる利上げがあれば、カネの動きに色々変化が出そうです。
考えようによっては、SBI証券でIPOが当選しやすくなる可能性もあると思いますが、基本的に、利上げは株価に逆風ですので、どこまで日銀が利上げするのかもIPO投資家?にとっては重要になってくると思います
コメントありがとうございます。
コメントいただいて金利のない世界はいつからだったのかをチェックしたら1999年からとのことでした。
約25年前ですので、このサイトもなかった時代です。
それを考えると「金利のない世界→金利のある世界」に変わる転換期は始めてですので、投資に対する姿勢も方向転換しないといけませんね。
借りて投資ではなくて、貸して利息を貰うほうが割がよいという事になっていくのでしょうか?
もしくは貸し側になりやすい投資の動きが必要かもしれませんね。