明日は伸和ホールディングス(7118)の上場日です。札証という地方市場への上場でやはり関心が低いという感じでしょうか?月曜日の上場ということでさらに注目度が薄くなりそうです。福証も名証も2024年に入って初値プラスになったIPOは一つもありません。今回も厳しそうでしょうか?

伸和ホールディングス(7118)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報

・気配更新
上限値段:3,795円 気配更新:更新値幅83円、更新時間10分
下限値段:1,238円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(5分)

・注文受付価格の範囲 :413円~6,600円

それでは初値予想です(公募価格:1,650円)
1,480円(公募比: -170円/-10.3%)
読者予想平均値:1,565円 | 中央値:1,550円 | 補正値:1,565円

主幹事の引受価格:1,518円

BB時予想も公募割れでしたが、最終直前予想も公募割れの1,480円としました。引受価格が1,518円ですが、今回はオーバーアロットメントがありませんので主幹事の誠意買いの板は期待できません。そうなると買いが極端に入らない状況であれば、まずは1,500円以下なら買い手がつく状況になるとみて1,500円以下の引受価格よりも下での予想としました。

伸和ホールディングスはTOKYO PRO Marketからの鞍替え上場でもあるので、新規上場らしさもなく、かなり上場企業側主導で事が進んでいるのも気になります。非常に買い手にとって魅力が乏しいというのは当然でしょう。なおプロマーケットでは551円で100株だけ取引実績があり、ストック・オプションでは124円や150円といった低価格も散見されます。

相当、プレミアムな状況を付けないと魅力に欠けると思うのですが、価格設定が上場同業種比較で割安感があれば良い程度ででてきているのも気になりますね。いよいよ東京メトロが上場するウィークに入りますので、ここはアウトオブ眼中なIPOになりそうですね。

伸和ホールディングス(7118)のIPO新規上場情報