明日は東京地下鉄「東京メトロ」(9023)の上場日です。ようやく2024年の大注目IPOの上場を迎えます。大型IPOは基本、初値ではそれほど上がらないのですがブックビル時の需要状況を見ていると、直前予想は引き上げても問題なさそうな様相ですね。
・気配更新
上限値段：2,760円 気配更新：更新値幅60円、更新時間10分
下限値段：900円 気配更新：通常の更新値幅・更新時間（3分）
・注文受付価格の範囲 :300円～4,800円
それでは初値予想です（公募価格：1,200円）
1,650円（公募比: +450円/+37.5%）
読者予想平均値：1,554円 | 中央値：1,500円 | 補正値：1,557円
直前予想はBB時の予想よりも引き上げて1,650円としました。BB時の予想では大型でもプラスにはなる確率が高いと見て1枚あたり2万程度の1,450円としていました。ブックビルが開始されて東京メトロの人気状況を確認、さらに初値予想は引き上げて良さそうでとりあえず1,500円以上でも買いたい人は多そうです。
1,500円以上になったとしてどこまでオーバーシュート気味に始まるかですね。初値は低めに始まって、初日は買い優勢で終値のほうが初値よりも高い結果になったほうが、IPO地合いを考慮すると良さそうなので、初値1,500円台から終値1,600円超えのような形が良さそうですが、私は初値から何が何でも買う人が溢れてやや高めに初値がつくと考えて1,650円としました。もう少しオーバーシュートする可能性も考えていますが、予想としてはこれでも大手予想よりも高く予想しており、冷静に振り返ると30％高超えでも十分な結果と言えるでしょう。
久しぶりの大型注目IPOということで下記にいくつか記事掲載もしています。
東京地下鉄「東京メトロ」(9023)のＢＢスタンスと初値予想
東京地下鉄（東京メトロ）の申込み、ネット申込みで当選率が高そうな証券会社は？
【東京メトロIPO】楽天証券の抽選倍率は88倍！MAX申込みで1枚当選が期待値に
上場前はいろいろと多方面から話題が出てきていましたが、上場が終わってからも結果を振り返っておくことで、今後のIPOに活かすことができればと思います。
東京メトロはIPOに普段参加していない人も多く、売出株を手に入れた人も初値で売るか？また買い方もどの程度買おうかなど迷われている方が多そうです。とりあえずメトロ全線利用出来る10000株での優待設定がありますので、長く持つならそのレベルという個人投資家も多そうですね。
とりあえず普段とは違うお祭りIPOの力を見せてもらいましょう。