明日は2社同時上場となります。2026年になって初めての同時上場は、年初からかなり地合いの悪いムードを続けたままとなります。また、あまり人気が感じられない2社の同時上場ということで不安の方が強いでしょうか?
それでは、明日上場の直前予想です。
まずは、ジェイファーマ(520A)から。
・気配更新
上限値段:2,024円 気配更新:更新値幅44円、更新時間10分
下限値段:660円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :220円~3,520円
それでは初値予想です(公募価格:880円)
780円 (公募比: -100円/-11.4%)
読者予想平均値:802円 | 中央値:809円 | 補正値:810円
主幹事の引受価格:809.60円。
直前予想はBB時の予想と同じく公募割れとしました。引受価格の809円で止まるかどうかが焦点になるかもしれません。当方はひょっとしたら止まらずで800円割れあたりでようやくスタートという予想にしています。地合いが悪い中でも、大きく公募割れならリバウンドを狙って買う層はいるでしょう。バイオギャンブル銘柄ですが、長期目線で大ギャンブルというよりは値動きから利幅を取りたいという層が多そうな気がします。
この銘柄は新規承認時、BBスタンス時とD級評価でパス指定しましたが、流石に人気がなくSBI証券でポイント獲得狙いの最低限の申込でも当選や補欠当選が連発しています。また公開価格も仮条件の上限で決まらない結果というのは久しぶりです。あまり初値がどうなろうと気にしなさそうなSBI証券ですので、明日の初値結果が怖いですね。
なお、読者予想で多いのは引受価格の公募割れ予想、大手予想のよく当たる一角は引受価格公募割れ予想、忖度側は公募同値の予想となっています。忖度側が公募割れ予想をした時もありましたが、あれは担当者が変わった時にお決まりの忖度を知らずに出してしまった感もありますね。
次にベーシック(519A)。
・気配更新
上限値段:2,001円 気配更新:更新値幅44円、更新時間10分
下限値段:653円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :218円~3,480円
それでは初値予想です(公募価格:870円)
800円 (公募比: -70円/-8.0%)
読者予想平均値:897円 | 中央値:875円 | 補正値:897円
主幹事の引受価格:800.40円。
こちらも最終予想は公募割れ予想としました。こちも主幹事が岡三証券(岡三オンライン)ということで引受価格の誠意買いが機能するのか不安な部分がありますが、直前予想は引受価格の800円とします。なお、大手予想はよく当たるほうが800円、忖度側は870円の公募同値で、ジェイファーマと同じ状況です。今の地合いですとIPOの初値売りで楽に儲けようという考え自体が甘いという雰囲気ですね。
同時上場だと銘柄が対比されて、片方が弱ければ片方が注目されて強くなってもよいのですが、如何せん銘柄スペック的にも厳しいところがあります。厳しいとちょうど話題になっているSaaSツール系です。しかもフォームからの自動ワークフローなどは特にAIに代用されそうな雰囲気のある部分です。VC保有も多くやや出口臭も強めなのも気になりますね。
主幹事のこともありますし、上場日から換算相場になりやすいと見てジリジリと株価水準が下がっていく展開を予想しています。岡三証券(岡三オンライン)が役に立って欲しいところですが、IPO自体の地合いが厳しいとなると、ここはぐっと堪えて様子見姿勢が良いかもしれません。
以上、明日上場予定の2銘柄の直前予想を更新しました。
インフラファンドIPOを除外すると2026年のIPO戦線は現在年初から3連敗で、また初値プラスは一銘柄もありません。どこかで連敗ストッパーが出てきて、地合いが少しでも回復して欲しいところですが、3月中になんとかなる銘柄は現れるでしょうかね・・・。しかし、世界で戦争をしている世界情勢というのはニュースなどを見ても気が滅入ります。平和で穏やかに過ごしたいものです。
