個人的には少し残念なニュースです。SBI証券がどんどんと小さめのネット取引事業を譲渡されていたので、岡三証券(岡三オンライン)も少し危ない感じでしたが、やはり単独でのサービス維持は難しかったようです。

もともとネット取引部門で他社のサービスに比べて良いものを出すには苦しい経営事情だったと思いますが、文面を読むと、昨今のセキュリティ対応のコストまで考えると、ここで譲渡した方が良いという判断のようですね。

効力発生日は「2026年10月13日」となっています。残り半年間、有効利用できる場面があればしっかり利用させてもらえればと思います。後、数個ぐらいは立会外分売でも貰えて利益が出ると嬉しいかもしれません。

それにしても多くのネット取引が大手ネット証券に吸収されています。というか、ほとんどSBI証券に吸収されていっていますね。圧倒的な総合サービス力で、確かに他の中小ネット証券が行うサービスをSBI証券は輪をかけて手数料を更に下げたり、より多くのサービスを揃えたりで上のサービスを行ってきました。強者の戦略が今の状況を産んでいますね。全国の地銀系も同じようになっており、SBIが地銀を活用した第4のメガバンク構想もあります。

私たち利用者としては、あまりにも強者に収斂されてしまうとサービス競争が起きにくくなるので、あまり嬉しいことではないと感じます。とはいえ、ネット取引部門では5大+1の6つのネット証券が今後もしのぎを削ってくれるでしょうか?

SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券三菱UFJ eスマート証券GMOクリック証券の6つの証券会社ということになりますが、この中で取引手数料無料化へは松井証券マネックス証券以外の4社が舵を切っており、ネット証券も他の分野で利用してもらって収益を伸ばさないといけない時代です。

私たちも最低でも上記6社ぐらいの口座を持っておいて、それぞれのサービスを比較して良いところを使い分けて少しでも良い状況で相場に参加できるようにしておきたいですね。