明日は2社同時上場となります。ティアフォーの公募割れの他、日経平均も62,000円台まで下がっていることからマインドとしてはやや低下気味です。しかし、IPOに関しては明日が7月最後ですし、8月も1社予定という状況ですから違う風が吹く可能性もあります。判断が難しいところですが、風任せなりに対応したいですね。
それでは、明日上場の直前予想です。
まずは、アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)から。
⇒アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)のIPO新規上場情報
・気配更新
上限値段:1,771円 気配更新:更新値幅39円、更新時間10分
下限値段:578円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :193円~3,080円
それでは初値予想です(公募価格:770円)
880円 (公募比: +110円/+14.3%)
読者予想平均値:1,132円 | 中央値:1,000円 | 補正値:1,081円
主幹事の引受価格:708.40円。
直前予想はBB時の予想から引き下げて880円としました。BB時は1,000円辺りでしたので、それなりに引き下げています。2社同時上場ですので、どちらの銘柄にも影響がありそうで強弱が出るのか?どちらが優勢になるのか?の判断も求められそうです。どちらもエネルギー事業関連になり価格帯も近いので見分けが付きにくい人も多いかも知れません。
私がこちらを直前で引き下げた理由としてはベンチャーキャピタルの出資が多く、イグジット案件という部分ですね。この手のIPOはやはりマインドが悪くなると初値が厳しくなりやすいと見ています。ロックアップがしっかり掛かっているので上場時の需給は問題ないという見方ができますが、やはりイグジット案件は買いが入りにくいですね・・・。
銘柄スペック分析をしていると、事業状況から今後の成長性でも面白そうと思いつつ、既存株主などの表面スペックでは初値視点ではやや不利になりやすい状況と考えています。中期で待って何かしらのきっかけで上がる可能性のある株という印象でしょうか?IPO投資家としてはそこまで待てないという人も多そうです。
次にビーエイブル(604A)。
・気配更新
上限値段:1,610円 気配更新:更新値幅35円、更新時間10分
下限値段:525円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :175円~2,800円
それでは初値予想です(公募価格:700円)
850円 (公募比: +150円/+21.4%)
読者予想平均値:970円 | 中央値:940円 | 補正値:970円
主幹事の引受価格:644円。
こちらも最終予想は若干下げましたが、下げ幅は小さく850円予想としました。こちらは原子力発電関連事業になります。廃炉工事が数年で見えている需要になりますが、経験を活かして再稼働から保守までも頑張りたいという気配がありますね。こちらは公募株が全数自己処分株というのが男気を感じますね。
ストック・オプションの行使価格も1,117円ですので、1,100円ぐらいまでは乗りやすいIPO株という印象です。テーマ性もあるので、短期的にはこちらが物色されやすいのではないか?というのが私の判断です。しかしながら、強弱が出る可能性がありそうなど、IPOのこれまでの動きからの可能性まではイメージが付きますが、それではどちらが当たりで、どちらが外れ?といった判断は非常に難しく、これが当たれば苦労はしませんね。
短期的に1,000円をターゲットに物色するなど、それぞれの判断でIPOセカンダリーを取り組めば少し値幅が取れそうな銘柄ですね。吸収規模・時価総額もこちらの方が小さいことから買いが少なくても軽い感じで上昇しやすいというのもありそうです。
以上、明日上場予定の2銘柄の直前予想を更新しました。
先日のティアフォーは公募割れながらも、上場後2~3日でとりあえずは公開価格を超えました。再度、公開価格より下げて入るものの、2026年の年初の状況よりはIPOの地合いも回復傾向と感じます。7月最後のIPOです。同時上場ではあるものの、一先ずどちらもプラス初値からのひと相場ぐらい作れれば大満足でしょうか?
