噂されていた介護医療施設特化のREITが4月28日に創設されました。順調に行けば今年度後半に上場という運びになりそうです。

不動産ファンド運営のケネディクスや新生銀行など6社は28日、高齢者介護・医療などヘルスケア施設に特化して投資する不動産投資信託(REIT)の創設に合意し、資産運用会社を設立したと発表した。投資法人を設立して2014年後半をめどにヘルスケアREITを上場し、早期に資産運用規模を1000億円程度に引き上げる。

 

資産運用会社は「ジャパン・シニアリビング・パートナーズ」で、出資総額は4億円。ケネディクス60%、長谷工コーポレーション20%のほか、三菱UFJ信託銀行、LIXILグループ、損害保険ジャパン、新生銀が5%ずつ出資。社長には新生銀の藤村隆ヘルスケアファイナンス部長が就任した。

 

首都圏を中心に全国の有料老人ホームや高齢者向け住宅、病院などに投資する。藤村社長は「資本市場の潤沢な資金を、成長が期待でき社会性も高いヘルスケア市場に流し込むパイプ役になる」と語った。上場時の資産規模は500億円を想定し、年間200億円程度ずつ増やしていく方針だ。(産経Biz)

大型含め2014年のIPOはやや雲行きが怪しいですがREITに関しては今のところ2戦2勝です。

医療介護特化型のリートは始めてで物珍しさもあり注目度は高そうですがケネディクスなど出資しているところの名が若干気になります。ケネディクス系のREIT、IPOは公募割れしたのは私の記憶には新しいです。

ただし現在は公開価格を上回っています。

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

残念ながら手持ちのデータでは2012年上場のものしかないのですがREITはすこぶる順調です。ヘルスケアREITも期待したいところですね。