年末ということで、そろそろまとめ記事みたいなものを書いてみたいと思っています。今回は「立会外分売」です。
立会外分売に関しては2018年から抽選申し込みの戦績みたいなものをデータとして残しています。
結果としては2020年は立会外分売の結果は過去2年よりも奮わないものとなりました。それでも、ネット申し込みで当日の朝にポチポチ申し込む程度で利益を得ているのですから、ひたすら美味しいところを貰う作戦でも結果は出せています。
やはりコロナ禍の影響は大きいところがあって緊急事態宣言がでた3~5月頃はパタリと分売などがなくなりました。年後半には分売自体は増えましたが、株高というのもあって売り手有利な状況での分売も多かったです。
なお、分売件数は127件(2018年)→105件(2019年)→85件(2020年)なのでかなり減りましたね。
ヘッジを掛けたり、売りで入って利益を得るような作戦もありますが、そういったものを抜きにしても利益が出る結果を状況が悪くても示せたのは良かったと思います。
立会外分売にネットから申し込める証券会社は下記になります。
「SBI証券、 松井証券、 楽天証券、 マネックス証券、 ライブスター証券、 丸三証券、 野村證券」
これらの中でも銘柄毎に当たりやすくなる証券会社が変わってきますので、各銘柄ごとに証券会社に配分される量はブラックボックスですが、明らかに配分割合は違うという印象です。今年は特に銘柄毎に偏りを感じることが多かったですね。
立会外分売投資に関して、お得な理由とメリットやデメリットは?
IPOは中々当たらないので、小さな利益でもいいので当選してプラスになる取引をしたいという方が増え、立会外分売の人気は年々高まっているように見えます。数年前より需給バランスが悪くなっている気もするので、少しずつ割りに合わない状況も感じられますが、良い小遣い稼ぎになると見て今後も参加したいですね。
2022年には東証市場の再編があります。立会外分売は市場鞍替え・維持条件などを満たしたりするため実施したりもあって、東証市場の再編の影響は立会外分売にも影響してきそうです。
私は戦績に載せているのは、流動性と割安感で評価できるものぐらいしか参加していませんので、それで気軽に利益を出せるというのを今後も証明できたらと思いますね。