CFDと株主優待タダ取りを合わせた新しい投資法が新しい優待タダ取り方として話題になっています。通常の株主優待タダ取り方は、現物の買いと信用の売りを同時に建てて(クロス取引)値動きによるリスクを無くして、優待だけ貰う手法でした。
しかし信用取引の売りでは、逆日歩と呼ばれる手数料が取られるため、一般信用の空売りを利用して逆日歩が掛からないようにするか、優待の価値を最大に掛かる逆日歩を計算して、お得なら実行するという方法でした。
で、CFDがメリットとなるのは逆日歩が掛からない!ということです!
現物取引で株を買い、CFDで同じだけ売ると逆日歩も株価変動リスクもないので、安心してクロス取引ができます。
また、CFDにはオーバーナイト金利と売り側に金利が付きます。
日本の金利が上がってくれないと知れていますが…
そして買い側は貸し株を利用すれば、放置しておけば両方から利益が出ることになります。
欠点は、取り扱い銘柄が少ないため適用があまりないことと税制上、CFDは雑所得となるので、株取引と損益通算もできず損益は0でも税金を取られてしまうことがあることです。
(税制面では申告分離課税が適用になりました!)
まとめますと
【メリット】
・逆日歩が掛からない
・オーバーナイト金利がもらえる
【欠点】
・取り扱い銘柄が少ない
・CFDの利益が税制上、「雑所得」扱いとなる(改善→申告分離課税へ)
欠点もありますが、使える方法だと思います。
一般信用の売りも併用して、両方で攻めることも出来るのでとりあえずCFDの口座は持っておいてもいいと思います。
黒澤もCFDには興味を持っていて、口座開設等していますがイマイチまだ馴染みがないので、取引には躊躇します。
まずは、株主優待を狙った取引から初めて試してみると良さそうですね!